12月17日(金)からアップリンク吉祥寺ほかにて公開される映画『偽りのないhappy end』。園子温監督のほとんどの作品の助監督を務め、園監督に師事してきた松尾大輔が、満を持して、長編映画監督デビュー。田舎で一人で暮らしていた妹が東京で自分と一緒に住み始めた途端に行方不明になってしまったエイミと、同じく妹が行方不明のヒヨリが、共に犯人を捜すミステリーをベースに、姉二人の心の揺れを丁寧に描く。
ジェイタメ編集部では、鳴海唯に見どころなど話を聞いた。
――映画『偽りのないhappy end』はどんな作品ですか?
言葉で表現するのが難しい、人間のさまざまな心情描写が丁寧に描かれている作品です。
――役どころは?
私は演じている「エイミ」という役は、27歳の一見普通のOLかと思いきや、実は過去に大きなトラウマを持っていて、その過去の経験から逃げ続けている女性です。
――鳴海さん目線の見どころは
それぞれの役の感情が混じり合って、最後にエイミの感情が爆発するシーンが見どころだと思います。琵琶湖ならではの映像美を是非映画館で観ていただきたいです。
とてもシリアスな作品で、観ていただく方の感想も各々違ってくると思います。そこがこの作品の面白いところでもあります。
――琵琶湖を目の当たりにした感想は?
海だ!(笑) 湖じゃないと思いました。
――注目してもらいたいシーンは?
やっぱりラストシーンですね。ストーリーが二転三転して結局どんな結末になるんだろうって‥ラストシーンを見たら、え!?そうなるの!?ってなると思います。
――撮影秘話
エイミとヒヨリで、店長の家に突撃するシーンがあるのですが、アクションの先生が付いて、“血のり”もつかって撮影する激しいシーンの後に、ヒヨリと全力で息を切らしながら走るシーンの撮影もあって、シリアスなシーンなのに裏では体育会系!?みたいな感じで盛り上がりました。
――PRをどうぞ
自分の過去から逃れられない現実とか、人との距離感‥身近な人でも知らない事がたくさんある、ということを改めて考えさせられるというメッセージ性の強い作品になってると思います。観てくださる方々がこの作品の“happy end”を各々に感じ取っていただけたら幸いです。人には言えない秘密を抱えていたりして苦しんでいる方に、あ~自分だけではないんだな、って思っていただきたいですね。
『偽りのないhappy end』ツイッター https://twitter.com/itsuwarinonai
<プロフィール>
鳴海 唯(なるみ ゆい)
ニックネーム:撮影スタッフからは、「唯ちゃん」。
生年月日:1998年5月16日
出身:兵庫県
――鳴海流リラックス方法
二つあるんですけど、一つは光を完全に遮断してひたすら寝る。枕に自分の好きなピロスプレーをして最高の眠りの状態をつくった上で眠る。
もう一つは、韓国ドラマを一気見する! 最近ハマったドラマは『マイネーム: 偽りと復讐』。
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