朝鮮の天然記念物の一つに、名山・七宝山に位置する露積峰がある。
露積峰は、咸鏡北道明川郡宝村里所在地からパクタル嶺の方に6キロほど離れた道路のそばにある。
同峰は、中生代ジュラ紀端川岩群の花崗岩の上に覆われた玄武岩層が二つの水流によって浸食し、真ん中の部分が稲むらの形に残ったものだ。
玄武岩の節理が規則的によく発達したので、まるで数千数万の米俵を積んだように見える。
相対的高さは50メートルで、その形は円錐型だ。
奇妙な形の露積峰はまれな峰で、玄武岩の形成過程と七宝山地区の地形の研究において大きな意義を持ち、名山の風致を引き立てている。