クロエ・グレース・モレッツ 極秘任務託された女性パイロットに 「シャドウ・イン・クラウド」公開決定

第45回トロント国際映画祭では、ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞した、クロエ・グレース・モレッツ主演最新作「シャドウ・イン・クラウド」が、2022年4月1日より劇場公開されることが決まった。

「シャドウ・イン・クラウド」は、第2次世界大戦下を舞台に、連合国軍女性パイロットのモード・ギャレットが、たった1人で極秘ミッションに挑む姿を描く。高度2500メートルの上空を飛行するB-17爆撃機で、モードは機の右翼にまとわりつく謎の生物を目撃する。そんなモードは、ある重大な秘密を隠し持っているのだった。

モード・ギャレットを演じるのは、「キック・アス」のヒット・ガール役でブレイク後、多彩なジャンルの作品に出演し続けるクロエ・グレース・モレッツ。究極の男社会の縮図というべき爆撃機に乗り込み、想像を絶する試練に見舞われていく役柄を演じる。鋭利なかぎ爪を持つ謎の生物との遭遇、日本軍の零戦の襲撃などの中、体の自由が制限された爆撃機の銃座に押し込められ、傲慢でどこか頼りない男だらけの乗組員たちにも対処。孤立無援にして八方塞がりの状況のもと、命よりも大切な荷物を守りながら、ハラスメント発言を連発する男たちを黙らせ、悪夢のような苦難に立ち向かう姿を見せる。

監督を務めるのは、ジェームズ・キャメロン監督作品「エイリアン2」などからインスピレーションを得て本作を完成させたという、中国系ニュージーランド人の新鋭女性監督ロザンヌ・リャン。第二次世界大戦に従軍した女性兵士たちへのリスペクトを表明しながら、新たな闘うヒロイン像を描き上げた。

【作品情報】
シャドウ・イン・クラウド
2022年4月1日(金)新宿ピカデリーほか公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
© Ātārangi Kiriata Limited 2020

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