販売開始後に毎回完売!葛西のイタリアンのパティシエが作る、ご褒美チーズケーキ

※【編集部追記】こちらの商品は販売終了となりました。

通販で買えるチーズケーキは数あれど、お気に入りをひとつ決めておけばもう悩むことはありません。

そんな迷えるチーズケーキ難民にこそおすすめしたい、『OYATSU』の「チーズケーキ」をご紹介します。

人と人をつなぐチーズケーキ

『OYATSU』を運営するのは東西線・葛西駅にある発酵食イタリアン『アネモネ』のパティシエ・岡田桃子さんです。

普段はレストランでコースの最後に出すデザートを作っていますが、コロナ禍をきっかけとしてお店の営業とは別にチーズケーキを作りをはじめました。

お店の営業もままならず、会いたい人に会えない状況の中、会いたい人たちの顔を思い浮かべながらチーズケーキを作り、できたケーキを食べてもらいたいと連絡を取る中で、すこし疎遠になりかけていたつながりがひとつまたひとつと動きだしたそうです。

「美味しかったからあの人にも食べて欲しい」そんな声が聞こえてきて、『OYATSU』を立ち上げチーズケーキを販売することにしました。

自家消費はもちろん、プレゼントや内祝などにも選ばれていることから、『OYATSU』のチーズケーキが嬉しい時間のために選ばれていることがうかがえます。

裏ごし2回で口溶けにこだわり。チーズケーキのできるまで

『OYATSU』のチーズケーキは受注販売制です。岡田さんおひとりで一つ一つに思いを込めて手作りしているため、一度に作れる数にも限りがあるので、口にしたことがある方はラッキーかも。

販売を開始したとたんに毎回完売してしまう『OYATSU』のチーズケーキができるまでを見せていただきました。

材料は国内の素材を中心にセレクトされています。今回はシンプルなプレーンタイプの紹介になりますが、お手伝い等で農家を訪問した際に出会った、季節の野菜や果物などの食材などを取り入れることもあります。

チーズケーキの主役となるのは北海道産のクリームチーズ。さらにサワークリームやヨーグルトを合わせ、バランスを取ります。

甘さの”カド”が出ないようにと、お砂糖は北海道の甜菜糖を使用。組み合わせる食材によっては黒糖などを組み合わせることもあるそうですが、基本的には精製していない糖を選ぶようにしています。

『OYATSU』のチーズケーキは断面がレアチーズケーキのように真っ白。卵は黄身を使わず、白身のみを使用することで、素材の味の邪魔せずクリアでリッチな味わいになるそうです。

バニラと削ったトンカ豆を生クリームに落として温め香りを移します。ふわりと広がるバニラ香と杏仁豆腐のようなトンカ豆の甘い香りが、口溶けの後の長い余韻となります。

チーズ生地とクリームを合わせ混ぜたら2回裏ごしするのがポイント。この工程が口溶けの良い滑らかさを左右します。経験してみるとわかりますが、裏ごしはかなり力のいる作業。

そこをあえて2回というのがどれだけのこだわりなのか、実際作業風景を見せていただいて納得しました。

さらに果汁と削った皮を加えます。レモンは広島の農家さんから送っていただいた国産無農薬レモンを使用しています。

レモンを搾っているととても爽やかな柑橘の香りに包み込まれます。1つのケーキにたいしてほぼ丸々1個のレモンを使うというから驚きです。

滑らかになった生地にレモンを加えたら、型に流してオーブンで湯煎しながら焼いていきます。途中温度を変えて合計45分ほど焼けばできあがりです。

届いてほっこりのオリジナルパッケージ

できあがったチーズケーキは冷凍してから、お届けのための準備へとすすみます。

チーズケーキを包むパッケージ制作は、デザイナーである岡田さんのお兄さんによるもの。取り出しやすさと美しさが叶う、よく考えられたパッケージです。

ひとつひとつ丁寧に包んだチーズケーキを収め、おやつ時間への思いを綴ったリーフレットと手書きのカードが添えられます。心が温かくなる仕上げの魔法のよう。

チーズケーキが届くのが楽しみになりますね。

おすすめは半解凍で、口溶けと香りを存分に

チーズケーキが届いたら、なるべく早めに食べましょう。
レモンのアタック感とスパイスの余韻を楽しんでもらいたいからです。

時間の経過と共にフレッシュな香りは飛んでしまいます。冷凍で2週間、全解凍したら2日以内には食べてしまいましょう。

岡田さんのオススメの食べ方は半解凍。常温に出して約1〜2時間で半解凍状態になります。少し凍った状態で食べると、冷たいチーズケーキが口の中で溶けるのと同時に香りが広がります。

『OYATSU』のチーズケーキなので、まずは3時のおやつに食べてもらいたいですが、甘さを抑えてあり香りが楽しめるチーズケーキですので、お酒のおつまみにも合いそうです。

チーズケーキでゆったりとした余韻を楽しみ、素敵な時間を過ごしてみて下さいね。

OYATSUチーズケーキ

白く美しい断面。

滑らかでシルクのような口溶け。

アタック感のある爽やかな柑橘と長い余韻をもたらす甘い香り。

口にした瞬間からその余韻まで、まるごと記憶に残る。

これがOYATSUのチーズケーキ。

日常のひとこまにある3時のおやつタイムを、幸せな余韻の続く上質な時間へと変える魅力があります。

OYATSU

〒134-0084 東京都江戸川区東葛西5丁目4−11 コンフォート1F

*この記事は2021年12月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ニッポンごはん旅編集部

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