星空の下で踊ろう 川崎大師のサイレントディスコ、毎月20日に定例化

2019年5月に開催された「ほしぞらディスコ」=川崎大師平間寺大山門前

 ヘッドホンで同じ音楽を聴きながら、それぞれが踊って楽しむ「サイレントディスコ」。これまで川崎大師平間寺大山門前(川崎市川崎区大師町)などで不定期のイベントが行われてきたが、12月から毎月20日に同所で定期開催されることになった。

 イベントは「ほしぞらディスコ」と名付けられ、外に音が漏れないため屋外の街中で開催できるのに加え、新型コロナウイルス禍にあって適度にソーシャルディスタンスを保って、親子連れでも楽しめる。

 主催は大師地区周辺の町おこしに取り組み、家族で楽しめるイベントを企画する「大師ONE博(だいしわんぱく)」。2019年5月の夕方に開催したほしぞらディスコには、0歳から80歳までの約200人が参加して盛り上がった。

 初回の今月20日は、ラテンダンスを基本にさまざまなダンス要素を盛り込んだフィットネスとして世界中で人気を集める「ZUMBA(ズンバ)」をテーマに、インストラクターも招いて実施する。毎月20日の夕方からだけ、会場横の老舗そば店「蕎麦膳はやま」がカフェを開設する予定。

 大師ONE博の奥貫賢太郎共同代表は「新型コロナの影響がある中、ようやく定期開催にこぎ着けた。小規模のスタートだが、地域のカルチャーになっていけば」と話している。

 20日は午後6時半スタート。事前申し込み先着30人で、参加費千円(保険料など込み、小学生以下は無料)。申し込み方法など詳細は、大師ONE博のフェイスブックへ。

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