西野七瀬が明かす「言霊荘」撮影を終えての思い――そして、涙のわけとは?

テレビ朝日系連続ドラマ「言霊荘」(土曜午後11:30)が、12月18日にいよいよ最終回を迎える。主演を務めた西野七瀬が、クランクアップ直後に、約2カ月の撮影を振り返りながら心境を語った映像が、テレビ朝日公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」(https://youtu.be/R6mw3trM6IM)で公開された。

本作は、同局とABEMAがタッグを組んで共同制作するホラードラマ。西野が演じる、言葉の力を信じ人々の幸せを願う主人公の底辺ViewTuber・歌川言葉(コトハ)が「レディスコート葉鳥」の7号室へ移り住んだことをきっかけに、マンション内で発した言葉が現実になるという怪奇現象に巻き込まれる。コトハをはじめ、住人女性たちが“言霊”の呪いに次々とさいなまれ、“言霊”という“人ならざる者”に襲われる怖さ、そして人間が内に秘めた怖さがつぶさに描かれている。

同局ドラマで初出演にして初主演となった西野は、「濃密な撮影期間であっという間でした。このドラマは特に早く感じたのですが、“主演”ということが大きかったんだと思います」と語り、実は「何回もくじけそうになりました」と吐露。「衣装チェンジする時が唯一1人になる時間で、ちょっとホッと力が抜ける瞬間なんです。その時に『みんなホントにスゴイ…これを乗り越えているんだ』って、これまで主演をやってこられた方を思いながら着替えて、そしてちょっと自分を鼓舞していました」と撮影の裏側での奮闘を明かす。

その葛藤を乗り越えてきた今は、「絶対何か得られたものや自分の中で成長できたことが必ずあると思うし、『乗り越えられたんだから、次からも大丈夫』って自信にもなりました。本当にいい経験でしかなかったなって思っています…大変だったけれど(笑)」と充実感に満ちあふれた表情を見せた。

そんな中、西野の目から涙が。その涙の訳とは? 気になるインタビューの全容は、西野の熱い思いとともにYouTubeでぜひチェックしてほしい。

最終回では、25年前、アパートで起きた戦慄(せんりつ)の過去がついに明らかになっていく。コトハは、「レディスコート葉鳥」の前身である「ことだま荘」の管理人をしていた須貝空(菜々緒)の怒りを鎮めるために、人気作家だった夏目三葉(藤井美菜)の遺骨を持って管理人室(0号室)を訪れる。空の気持ちに寄り添うように霊に語りかけるが、その直後に突如部屋に異変が起き、空の霊は鎮まるどころか、葉鳥久(佐野史郎)とコトハを襲い始める――。

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