「私が女優になる日_」season2の開催決定。初代GP・飯沼愛「一歩踏み出した勇気が絶対自信になる」

TBSは「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』season2」を開催することを発表した。

昨年、発足した「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」は、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成するプロジェクト。同プロジェクトは、幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する田辺エージェンシーと、数多くの番組・ドラマ・映画から、アイドルや楽曲などさまざまエンターテインメントを手掛けてきた秋元康、そしてTBSがタッグを組んで実施。同局からは人気ドラマ「半沢直樹」「ドラゴン桜」「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「着飾る恋には理由があって」「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズほか、数々のヒット作を手掛けてきたドラマ制作陣が参画し、デビューまでを全面的にサポートしていく。

第1回の開催となった昨年度は、応募総数約9000人の中からプロジェクトメンバー10人を選出し、全10回の演技バトルを経て、演技バトル上位3人と特別枠の2人がTBS史上初の深夜の帯ドラマ「この初恋はフィクションです」(月~木曜深夜0:40)に出演。演技バトルで見事1位となった香川県出身の飯沼愛は、演技経験がなかったにもかかわらず、オーディション参加から約半年でドラマ初出演にして初主演という女優デビューを飾った。

今回は、自薦に加え他薦も募集。求めるのは“演技力だけでなく表現力のある女優”だ。演技という枠にとらわれず、マルチに活躍する女優の原石を全国から探していく。自分の身近にいる“女優の原石”を、応募することもできる。

さらに、「season2」では、プロジェクトメンバーの選出ではなく、約半年かけてドラマの主演を務める1人を選出するオーディションを実施。前回実施した演技バトルとは一味違う審査方法で、多角的に審査していく予定だ。グランプリに輝いた1人は、自身のために書き下ろされた脚本でTBSドラマ制作陣が手掛ける深夜ドラマでの主演デビューが約束される。

また、オーディション期間中、参加者はプロジェクトが全面的にサポートし、活躍の場を検討。長期的にマルチな活躍ができる場を模索する。オーディションは本プロジェクトの公式サイトから専用フォームを使用してのオンライン審査を中心に実施。2022年1月上旬から募集を開始し、2月から選考をスタートする。

「私が女優になる日_」初代グランプリの飯沼は、「私は去年テレビやSNSでCMを頻繁に見てこの企画のことを知って、最初見た時は『こんなのあるんだ~』くらいだったのですが、5回くらいCMを見たところで意識し始めました。そこからは締め切りギリギリまで悩みました。応募するのに動画を撮らなくてはいけないのですが、締め切り前日の夜中に撮って、『いっちゃえ!』と思って応募したのを覚えています」と自身の応募に至った経緯を語る。

重ねて「私は今、1年前には考えられない経験をたくさんさせていただき、『本当に人生って分からないな。応募してみてよかったな』とあらためて実感しています。少しでも『女優になりたい』という“思い”や応募するのに“迷い”がある人はぜひチャレンジしてみてほしいです。私もとても迷いましたが、一歩踏み出した勇気が絶対自信になると思いますし、結果はどうであれ、チャレンジしなかった後悔の方が大きいと思います」と経験をもとに、オーディションへの挑戦を勧めている。

総合プロデューサーの秋元は「『私が女優になる日_』のseason1を終えて、彼女たちの伸び代の大きさに驚きました。オーディション当時は、ごく普通の学生だった彼女たちが少しずつ、与えられた脚本に従って演技ができるようになっていくそのプロセスに感動しました。やはり、夢を持つと、人間は自分でも気付かなかった力を発揮するようです。『この初恋はフィクションです』に主演した飯沼愛さんは、撮影の後半には、すっかり女優の顔になっていました」とオーディションの効果に言及する。

そして、「season2を迎えるにあたって、今回は、応募要項の中に『自薦・他薦問わない』という一文を足しました。より多くの皆さんに“自分の伸び代”に気付いてほしいと思ったからです。『自信がない』とか『恥ずかしい』と応募をためらっている人がいたら、ぜひ、背中を押してあげてください」と呼び掛けている。

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