つのだじろう、楳図かずお、伊藤潤二 の、名作恐怖漫画の実写映画を一挙上映!

コロナ禍の巣ごもり需要でコミック市場が盛り上がる中、 今年は「うずまき」等で人気の漫画家・伊藤潤二が“漫画界のアカデミー賞”といわれる「アイズナー賞」で作品賞と個人賞の2部門を同時受賞。 また、 近年、 国民的漫画家・楳図かずおの「わたしは真悟」「漂流教室」など70・80年代の代表作が海外でも注目。 来年1月には東京・六本木で「楳図かずお大美術展」開催、 「わたしは真悟」の続編展示も発表され、 大きな話題になっている。まさに、 ジャパニーズ・ホラー”のムーブメントは、 映画に限らず漫画界においても、 日本から世界中に広まっているのだ。 そこで、 ふだんは昭和30年代の日本文芸映画を数多く特集上映している神保町シアターも、 スタッフの間で広まる恐怖漫画ブームに注目。今年最後の特集上映としてこのたび、 伊藤潤二と楳図かずお、 そして、 オカルトブームに乗って70年代に一世を風靡した「うしろの百太郎」の漫画家・つのだじろう、 3巨匠の代表作を原作とした実写映画の特集上映を開催。

配信やサブスクでは観られない貴重な作品の上映も。 季節はずれなんて言いっこなし。読んでから観るか、 観てから読むか、 恐怖と幻想の映像世界をぜひスクリーンで楽しもう。

上映作品

『予言』

監督=鶴田法男 原作= つのだじろう 「恐怖新聞」 2004(H16)年 出演=三上博史、 酒井法子、 堀北真希 (C)2004「予言」製作委員会

『おろち』

監督=鶴田法男 原作= 楳図かずお 「おろち」 2008(H20)年 出演=木村佳乃、 中越典子、 谷村美月 (C)2008「おろち」製作委員会

『楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家』

監督=黒沢清 原作= 楳図かずお 「蟲たちの家」 2005(H17)年 出演=西島秀俊、 緒川たまき、 内田朝陽 (C)2005 楳図かずお/「楳図かずお恐怖劇場」製作委員会

『富江』

監督=及川中 原作= 伊藤潤二 「富江」 1999(H11)年 出演=中村麻美、 菅野美穂、 草野康太 (C)伊藤潤二/朝日ソノラマ/KADOKAWA/アートポート 1999

『うずまき』

監督=Higuchinsky 原作= 伊藤潤二 「うずまき」 2000(H12)年 出演=初音映莉子、 フィーファン、 佐伯日菜子 (C)「うずまき」製作委員会

*神保町シアターは、 小学館が運営しています。

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