井浦新、成田凌出演バディロードムービー 「ニワトリ☆フェニックス」公開決定

井浦新、成田凌出演の映画「ニワトリ☆フェニックス」が、2022年春に劇場公開されることが決まった。

「ニワトリ☆フェニックス」は、2018年に公開された「ニワトリ★スター」のメインキャストはそのままに、新たな設定で作られたバディロードムービー。久しぶりに再会した、雨屋草太(井浦新)と星野楽人(成田凌)の2人は、都市伝説の“火の鳥”を探そうと、自由気ままに車で旅に出かける。旅の最中でキャラの濃い人々に出会いながら、次第に草太と楽人の隠しごとが明らかになっていく。井浦新、成田凌に加え、「ニワトリ★スター」から続投する紗羅マリー、LiLiCo、津田寛治、阿部亮平、奥田瑛二、ジョーブログ(YouTuber)、都若丸、佐藤太一郎らが、異なる役どころで登場する。

ロケの大半が行われた伊勢志摩版のティザービジュアルも公開された。夕暮れ時の海で、草太と楽人がこちらに笑いかける姿が捉えられている。中央に書かれた「ありがとう。」の文字は、全スタッフ・キャストロケ地の伊勢志摩、クラウドファンディングの協力者への感謝の気持ちが込められているという。

井浦新、成田凌、かなた狼監督のコメントは以下の通り。

【キャスト】

■井浦新
江戸時代の絵師・曽我蕭白の描いた絵や円空が各地に納めていった円空仏を拝観しに巡ったり、英虞湾の島々に沈む夕日の絶景、夏至の夫婦岩に正月のお伊勢さん詣り。いままでも伊勢志摩には何度も旅しに行った大好きな地。
今年の7月から8月を跨いでの夏の二週間、映画【ニワトリ☆フェニックス】の撮影では草太となって相棒の楽人と一緒にヴィンテージカーに乗って伊勢志摩を縦横無尽に旅しました。観光地はもちろんですが、夏の香りが溢れる名もなき農道や山間の渓流に向かう林道、海沿いのうねった道に小さな漁港までの地元道、暁も黎明も黄昏も宵もどの時間も、太陽と月の光を受け走り続けました。
ニワトリ☆フェニックス×伊勢志摩だからこそ経験できた夢のような時間。それもこれも、この作品を支えて下さった地元の皆さまのサポートがあったからこそ。心から感謝致します。ニワトリ☆フェニックスは、伊勢志摩の人々の温かさと豊かな自然に恵まれて完成する事ができた映画です。旅に行く地から、ただいま!って帰る大切な場所になりました。

■成田凌
映画の神様からのプレゼントというのは、ごく稀に頂くのですが、今回は、映画の神様と伊勢志摩が手を組んでくれたのか、毎日素晴らしいものをいただいていました。
毎日しっかり空を見て、いつもより多く呼吸していた気がします。
ニワトリも狼も毎日幸せでした

■かなた狼監督
ニワトリ★スターと言う完結した作品。
あの暑い夏、活気が溢れる撮影現場。
世の中にニワトリが映画として飛びたち、 狼組の皆もそれぞれの旅へと別れました。
"あの夏"は特別な夏でした。 世界がコロナ禍に覆われました。
その時期に新や凌と話す機会があり、 こういう時代だからこそ、表現者という自分達に出来る事があるはずだ。
辿り着いた答えは、この3人でやるなら、 ニワトリだなとなり、完結した作品を覆すような後日談をリモートで各自が撮影し描いてみたのです。
それが、また一つの始まりでした。 もう一回、ニワトリを撮ってみたい。
映画の常識をぶっ壊して、また再誕生させてみよう!と言っている自分達も驚くような企画です。
ニワトリ☆フェニックスの卵が産まれた瞬間でした。 ニワトリが火の鳥となり、 再び羽ばたく姿を想像すると胸が高鳴りました。
俳優の面々も脚本すら固まっていない時期にも関わらず、続々と出演を快諾していただき、血が熱くなるような感覚に包まれ、そこから一気に加速しました。
色々なロケ地を想像していた時に、 ふと今回のニワトリ☆フェニックスの物語りの軸にあるロードフィルムに相応しいロケ地として、 伊勢志摩の光景が浮かびました。
映画の物語りとして火の鳥を探すと言うのが一つのテーマなのですが。 実は実際に撮影中に巨大な火の鳥が空に姿を現しまして。
あの瞬間も生涯忘れない奇跡でした。 火の鳥っているんですよ。 その瞬間は映画の中に明確に刻まれています。
CGじゃありませんよ。笑 それでは奇跡の冒険物語り、 ニワトリ☆フェニックスを宜しくお願いいたします!
ありがとうございました。

【作品情報】
ニワトリ☆フェニックス
2022年春 全国ロードショー
©2022映画「ニワトリ☆フェニックス」製作委員会

© 合同会社シングルライン