<レスリング>【2021年全日本選手権・特集(第1日)】健闘選手の声

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(2021年12月16日、東京・駒沢体育館)


 ■男子フリースタイル125kg級2位・二ノ宮寛斗(不二精機=決勝で逆転負けするも、階級を上げた最初の大会で2位)「今回は125kg級に出ましたが、97kg級の選手です。優勝して、来年97kg級で勝負しようと思っていました。負けたので、来年の明治杯(全日本選抜選手権)でリベンジして、パリ・オリンピックの予選が始まる頃に97kg級で勝負しようと思います。125kg級で闘って、しっかりパワーをつけたい。

 卒業してレスリングに専念できる環境を得たのに、去年のこの大会と今年の明治杯は両方とも1回戦敗退。何とかしたいと思っていた。(2位は自信に?)そうですね…。でも、初戦で(山本泰輝と)当たっていたら2位にはなれなかった。組み合わせでしょう。だれにも負けないようにしたい」


 ■男子グレコローマン87kg級3位・向井識起(自衛隊=階級を上げ、決勝進出ならなかったが、メダルを確保)「次のオリンピックまでの期間が短くなり、オリンピックでも階級が変わらないという話があったので、87kg級で闘うのは早い方がいいと思い、10月の世界選手権が終わってから階級アップを決めました。87kg級のトップ選手は自衛隊の先輩で、(準決勝を争った)阪部さんにはふだん通りにやられてしまいました。力がないと世界では勝てないと思う。攻撃力がもっと必要。阪部さんや角さんの体を見ると、自分の身体はまだまだ。今後は87kg級に標準を絞る予定です」


 ■女子76㎏級初戦敗退・松雪泰葉(至学館大=初戦の準決勝で大学の後輩に惜敗)「7月のオリンピック前の合宿の時に(ひざを)けがして、しっかり治さないうちに練習に入って、またけがをして…。その繰り返しで今に至っています。組み手がうまくいかなかった。それを含めて自分のレスリングをしっかり見直さないといけないと思いました。インカレ(全日本学生選手権=11月初め)が終わってから、レスリングを実践できる時間が少なかったけど、(練習は)やってきた。今できるベストはこれかな、と思います」

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