「株式会社TOKIO」城島茂&国分太一&松岡昌宏の絆――そして、目に映る未来

フジテレビで本日12月17日放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(深夜0:55、関東ローカル)は、今年4月に始動した「株式会社TOKIO」の特集・最終話。これからも共に歩んでいこうと決めた城島茂、国分太一、松岡昌宏の強い絆と、その目に映る未来とは?

今年9月、「株式会社TOKIO」にとって念願のプロジェクトが動きだしていた。アイデアはあるが、形にするきっかけが欲しいという団体や個人を募集し、一緒に新しいビジネスとして実現させようという企画「Make with TOKIO!一緒につくろうプロジェクト」だ。

応募は全国の企業や団体から、想定をはるかに上回る数が集まった。そのパートナーを決めるため、副社長の国分はリモートでの面接を重ねていた。応募者から「現時点で、これはやらない、ということはありますか」と問われると、「ない」ときっぱり。その言葉には、アイデアを限定したくない、無限の可能性を追求したい…そんな国分の思いがあった。

社長の城島茂は、「サムライカアサン」(日本テレビ)で人生初の連続ドラマ主演に挑んでいた。夫と反抗期の息子に全力で愛情を注ぐ大阪のオカン、なんと女性の役だ。城島は違和感なく、表情豊かかつ人間味たっぷりに母親役を熱演。その撮影と並行して、関ジャニ∞が歌うドラマ主題歌の作詞・作曲にも取り組む多忙な日々を送っていた。

そんな中、8月に、城島は「ジャニーズショップ原宿」を訪れた。TOKIOがCDデビューをする少し前に握手会を行った思い出の場所だという。店内に飾られていたデビュー当時の写真を見つけ、「かわいいなぁ」と笑顔を見せる城島。当時を振り返り、「相当怒られ叱られたグループでもあるし、先輩に甘えたグループやったし。僕らは自分たちが奏でる音と、それがミックスされて生み出すパワーというか、この3人にしかできない表現方法。また新たな表現が、見せ方ができたらな、と思うんですけどね」と語る。

「株式会社TOKIO」の始動から半年。それぞれが活躍の場を広げていた。国分はテレビ局の放送番組審議会に有識者として参加。城島は会社社長としてビジネス番組へ出演、松岡昌弘も新たなドラマに挑んでいた。

国分は「根っこづくりなんですかね、この1年っていうのは。どんなことにチャレンジできるか」と話し、「ほぼほぼ失敗でここまで来たようなグループなので。完璧じゃないから次のプロジェクトでは成功させようと思って、それを毎回繰り返している感じなのかもしれませんね。TOKIOっていうグループは。ありのまま、素のままを見てもらうことが、今一番楽しんでもらえる要素なのかな」と明かした。城島は「単純に、TOKIOが好きなんですよね。続けることってすごくしんどいけど、大事やなって。どんなに形を変えようとも、自分にとってもホームをなくしたくない。うん。客観的に、TOKIOのファンですね」と笑う。

27年間、TOKIOとして生きてきたからこそ踏み出せた、3人の大きな挑戦を映し出す。

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