京浜急行電鉄(横浜市西区)とスタートアップのシナスタジア(東京都)は18日から、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を組み合わせた「XR」技術を使った観光バスツアーを運行する。VRゴーグルを装着し、オープントップバスに乗って横浜・みなとみらい21(MM21)地区を巡る。同社は「これまでにない体験ができるはず」とアピールしている。
2022年1月30日まで、土曜と日曜、祝日のみ運行する。横浜赤レンガ倉庫前(横浜市中区)発着で、パシフィコ横浜(同市西区)や市庁舎(同市中区)、大さん橋(同)一帯を周遊する。所要時間は30~40分間。
映像制作はネイキッド(東京都)が担った。ゴーグルを着けると実際の景色を背景に、「そこは未来のみなとみらい」をテーマにしてデザインされた、空を泳ぐクジラや花火などの映像が楽しめるという。
料金は4千円(大人、子ども共通)。1日5便で、定員は各14人。チケットは販売サイト「Peatix」で購入できる。