95歳エリザベス女王 英王室クリスマスランチを急きょキャンセル 変異株拡大考慮か

イギリスのエリザベス女王(95)が、来週予定されていたロイヤルファミリーのクリスマスランチを中止した。21日に予定されていた同ランチだが、同国でオミクロン変異株の感染が急拡大していることを懸念しての決断だったようだ。

エリザベス女王は、チャールズ皇太子やカミラ夫人を含む50人ほどの親族をウィンザー城に招待して昼食会を開いた後、ヘリコプターでノーフォークのサンドリンガム・ハウスに移動しクリスマスを迎える予定だった。

しかしながら、開催したことで感染者が出れば多くの人々のクリスマスの予定に影響が出ることを恐れ、「残念ながら」今回の中止を決めたという。

ある王室関係者は「皆にとってこれがやるべき正しいことであるという考えがあります」と話している。

例年はバッキンガム宮殿で開催されているこの昼食会のキャンセルは、デルタ変異株の急拡大で中止となった昨年に続き2度目となる。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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