党紀委員会の様子
自民党新潟県連は１７日に党紀委員会を開き、泉田裕彦衆院議員が星野伊佐夫県議から「裏金を要求された」と主張したことに始まる一連の問題について協議した。今後、２７日午後から選挙対策委員会と常任総務会を開催し、県連としての結論を出す予定である。また党紀委員会も必要に応じて、年内に開く可能性もあるという。
党紀委員会終了後に取材に応じた県連の小野峯生幹事長によると、星野県議の処分についての意見は特に挙がらなかった一方で、泉田衆院議員の支部長解任については「拙速である」という意見が出ると同時に「来年の選挙のために理解を得ながら早急に進めるべき」という意見も上がったという。
泉田衆院議員の支部長解任については「（内容はまだ見ていないが）長岡を除く５区内の１３支部のうち、１１支部から意向調査が届いている。その中身を弁護士に伝えながら、基幹決定をして、その結果を党本部へ上申していく」と小野幹事長は話す。
なお、星野県議からの意見聴取については「泉田衆院議員から届いた録音を文字に起こしたので、来週中に（弁護士が）星野県議へ発言内容の確認をしていくことになると思う」（小野幹事長）という。
２７日開催の選挙対策委員会と常任総務会では、前述の両者への聴取などの結果を踏まえて県連としての結論を出す予定である。
党紀委員会終了後、取材に応じる小野峯生幹事長
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