着ぐるみ姿で牛乳消費訴え 広島

全国的に牛乳が余り、年末年始に大量廃棄される恐れがあります。このピンチを乗り越えようと酪農家の女性たちが立ち上がりました。

牛の着ぐるみ着た女性たち。県内の酪農家や牛乳好きの女性でつくる「ときめき隊」の有志です。

牛乳の消費をお願いする動画を撮影しようと集まりました。

立ち位置や振り付けの練習をしていざ本番!ところが風が強すぎて音楽が聞こえず、急きょスピーカーを追加。さらに寒波の影響で雪が舞う中の動画撮影です。

新型コロナの影響で業務用の需要が回復しない中、これから学校給食がなくなる年末年始を迎えます。

このダブルパンチで全国で廃棄する可能性がある生乳の量はなんと5千トン。

県酪農業協同組合でも組合員に牛乳の生産量を抑えるよう要請しているということです。

池田牧場 小川香奈さん「皆さんに少しずつでよいのでいつもより多めに牛乳を飲んでいただくことによって捨てることなく皆さんのお腹の中に入れていただくことができる」

ときめき隊の動画は県酪農業協同組合のホームページなどにアップされるということです。

© 広島ホームテレビ