新潟県の上越警察署などが「越後上越上杉おもてなし武将隊」とともに飲食店を訪問、飲酒運転防止を呼び掛け

越後上越上杉おもてなし武将隊の上杉謙信公が飲酒運転根絶のチラシを渡した

新潟県上越市の上越警察署などは17日夕方、冬の交通事故防止運動の一環として、上越市の直江津地区飲食店街を「越後上越上杉おもてなし武将隊」のメンバー3人らと訪問し、飲酒運転防止を呼び掛けた。

この日は、同署のほか、上越市役所、上越交通安全協会、上越地区安全運転管理者協会の関係者約15人が参加した。4班に分かれたが、そのうち1班では「越後上越上杉おもてなし武将隊」の上杉謙信公が「飲酒運転には十分気をつけて下さい」と飲食店の従業員にチラシやミニのぼり旗などを手渡した。

上越警察署管内では、12月に5件の飲酒にからむ事件・事故があった。上越警察署交通課の担当係長は、「過度の飲酒の怖いところは、正常な判断ができないうえ、罪悪感が低下するほか、普段抑えている感情が表面化する。みなさん分かっているが、ついつい飲んで非常識な行動を起こしてしまう。過去には代行を利用しようとしても、なかなか来ないので運転してしまうケースもあった。みなさんにはお酒を飲みすぎることのないようにしてもらいたい」と話した。

越後上越上杉おもてなし武将隊の3人と参加者が出陣式を行った

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