子ども安全 情報共有 木城町の見守り団体が意見交換

互いの見守り場所などについて情報共有する会員ら

 木城町で子どもの見守り活動などに取り組むボランティア「木城っ子安全守る隊・応援隊」の意見交換会は11日、町役場であった。同隊会員や学校関係者ら23人が参加し、活動場所や通学路の危険箇所について情報共有した。
 会員は現在33人。登下校時の見守りや交通指導、学校行事への協力などを担う。これまで会員が一堂に顔を合わせる機会はなかったため、町青少年育成町民会議が初めて開いた。
 会員一人一人が自己紹介。数人ずつのグループに分かれ、互いの見守り場所や時間帯、交通量の多い道路などの情報を出し合った。16年間活動を続ける西村義勝さん(76)=木城町椎木=は「互いを知り、活動場所などを共有することは必要」と話した。同会議は今後も定期的に意見交換会を開く予定。

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