サーモスのシャトルシェフでラクラク保温調理!おすすめレシピや使い方などご紹介

こんにちは!キャンプがニガテなファミリーキャンパー、えいみーです!
保温・保冷性能に優れた水筒やマグカップなどで知られているサーモス製品。今回は、筆者が愛用しているサーモス製品の中から、おうちでもアウトドアでも大活躍の真空保温調理器「シャトルシェフ」をご紹介します♪

サーモスのシャトルシェフとは?真空保温調理ができてアウトドアでも重宝するアイテム!

筆者撮影

シャトルシェフとは、魔法びんのパイオニア「サーモス」が培った真空断熱技術により生まれた保温調理器のこと。

シャトルシェフを使うと「弱火でじっくりコトコト」の調理部分を、火から下ろして「保温調理」で行うことができます。

要するに、シャトルシェフで調理するときは短時間だけ火にかけた食材を保温容器に移し、あとはほったらかしでOK!

予熱でじっくり煮込むことで、食材そのものの風味や旨味を引き出してくれます。

また、お鍋の焦げ付きなどの心配がなく、光熱費が節約できるうえにお手入れもラクラクと、いいことずくめの画期的なシャトルシェフは、忙しい現代人の強い味方なのです!

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シャトルシェフは効率的に調理ができるから、アウトドアやおうちでもキャンプでも大活躍だよ!

サーモスの真空保温調理器「シャトルシェフ」の5つの特徴をチェック!

筆者撮影

サーモスの真空保温調理器「シャトルシェフ」の特徴を5つにまとめてみました!

1. 火を使う時間が短いから安心・安全!
2. ガス代・電気代が抑えられて経済的!
3. 調理時間が節約できる!
4. 煮くずれ・焦げつき・ふきこぼれなどの失敗がない!
5. 保温力が高く温かさが持続するのでアウトドアでも使える!

シャトルシェフの最大の特徴は、エネルギーと時間が節約できるということ。

通常、煮込み調理は、お鍋につきっきりでないと危ないですよね。でもシャトルシェフで調理をする場合、火を使う時間は、食材を下ごしらえして水・調味料を加えて沸騰させる短時間のみ。

「弱火でじっくりコトコト煮込む」の調理部分をシャトルシェフにお任せできちゃうところが、最高に安全で便利なのです。

そして、限られた燃料しかないキャンプなどのアウトドアや災害時でも、温め直しの回数が少なくて済み、燃料の節約にも繋がります。

頼もしい保温力で、アウトドアでもいつでも温かいものが食べられるのは本当にありがたいです。

筆者撮影

また、お鍋の焦げつきやふきこぼれ、野菜の煮くずれなども少なく、失敗知らずなのも嬉しい♪

保温調理によって、食材の中までしっかり火が通って味がしみこむので、とっても美味しく調理できますよ♪

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保温力が長持ちするから、キャンプに行ってもいつでも温かいものがすぐに食べられてとっても便利♪

火を使う時間は短く済むから、子供がお鍋の周りを走り回っても心配が少ない!

サーモスのシャトルシェフの構造と使い方を詳しくレビュー!

それでは、サーモスのシャトルシェフの構造と使い方を写真でチェックしていきましょう♪

※本記事では、筆者所有のサーモスのアウトドア用真空保温調理鍋「サーマルクッカー」の写真を用いてレビューしています。構造や使い方については、友人所有の「シャトルシェフ」と同様であることを確認済みです。

筆者撮影

サーモスのシャトルシェフ(サーマルクッカー)の構造を写真でレビュー!

写真の左が保温容器(外鍋)で、右が調理鍋(内鍋)です。シャトルシェフは、基本的にこの2つの鍋で構成されています。

筆者撮影 左が保温容器で右が調理鍋

食材の下ごしらえは、調理鍋でしても良いと思います。

しかし、筆者が所持しているサーマルクッカーはフッ素コーティングなどの加工がなされていないタイプであるため、お肉に焼き色をつけたりといった下ごしらえは、別途フライパンで行い、その後調理鍋に移すことが多いです。

筆者撮影

調理鍋はとても軽いです。口も大きく、洗ったりといったお手入れが楽ちんなのも嬉しいポイント。

取っ手がついているタイプは、キャンプなどのアウトドアで使う際にとにかく便利!

筆者撮影

調理鍋を保温容器にすっぽり収めて、しっかり保温調理を行います。

筆者撮影

ハンドル部分を前方に倒すことで、フタがしっかりとロックされる仕組みです。

筆者撮影

外ぶたは一定の角度にすることで、カンタンに取り外すことができます。

筆者撮影

お鍋の中の料理をよそう時、調理鍋のふたは保温容器のふたの内側にひっかけることができます。

筆者撮影

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お鍋のフタって置き場に困るから、これが地味に便利♪

サーモスのシャトルシェフの使い方はカンタン!4つの工程のみ

保温容器と調理鍋に分かれているシャトルシェフの構造を頭に入れた上で、基本的な使い方を4つの工程で説明していきます。

筆者撮影
  • 材料を下ごしらえする
    お肉に焼き色を付けたり、野菜を下茹でしたりします。
  • 下ごしらえした材料を水・調味料とともに調理鍋に入れ、加熱して沸騰させる
    アクが出たら取る。水分量は少なめ、かつ食材がひたるようにします。
  • 調理鍋を火からおろし、保温容器にセットしてフタを閉じる
  • 所定時間が経過したら出来上がり!

シチュー・カレーなどの煮込み料理の場合、シャトルシェフを使っても普通のお鍋を使っても、出来上がりまでにかかる時間は同じです。しかし、シャトルシェフを使えば鍋を火にかける時間が上記工程の①および②のみで済みます。

ガス代や電気代、そしてお鍋を見張る時間が従来鍋での調理の約3分の1となり、圧倒的に省エネで経済的なのです!

ただし、1点だけ注意しなければならないのが、上記②の工程での水分量です。

シャトルシェフでは、しっかりフタをすることで保温調理されるため、水分がお鍋の中に閉じ込められて蒸発しません。通常のレシピに書かれている水分量より少なめにすること、かつ、食材すべてが水分にひたっていることが、うまく保温調理をするコツです。

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ほったらかしなのに、煮くずれも少なくて、美味しい! 煮物を作るのがニガテな人や、忙しい人にはうってつけの調理器具だよね♪

キャンプでも使える!サーモスのシャトルシェフを使ったおすすめレシピ4選

サーモスのシャトルシェフは汁物や煮込み料理が得意!キャンプでは体が温まる汁物をシャトルシェフで作ってみるのがおすすめです。

ここからは、キャンプでもおうちでも大活躍すること間違いなしの、シャトルシェフを使ったおすすめレシピをご紹介していきます♪

シャトルシェフのおすすめレシピ【1】豚バラブロックのカレー

定番のカレーは、大きめの豚バラブロックや骨付きチキンなどがカンタンに柔らかく煮えてオススメです♪

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【材料(4人分)】

  • 豚バラブロック:250g
  • じゃがいも:中2個
  • にんじん:小1本
  • 玉ねぎ:中2個
  • にんにく:1片(チューブでもOK!)
  • しょうが:ひとかけ(チューブでもOK!)
  • 市販のカレールー:半箱(6皿分)
  • 水:750ml
  • サラダ油:適量
  • 塩こしょう:適量

【作り方】

  • じゃがいも・にんじんは皮をむき、一口大に切る。玉ねぎは皮をむいてくし切りに、にんにく、しょうがはみじん切りにする
  • 豚肉は塩こしょうで下味をつける
  • シャトルシェフ調理鍋にサラダ油を熱し、2の薬味を香りが出るまで弱火で炒める
  • 3の豚肉も焼き色がつくまで炒め、いったんお皿に取り出す
  • 1の野菜を軽く炒め、火が通ったら豚肉を戻し入れる
  • 4に水750mlを入れて沸とうさせ、アクを取りながら10分ほど加熱する
  • シャトルシェフ保温容器に入れ、30分以上保温する
  • シャトルシェフ調理鍋を取り出し、カレールーを溶かし入れる
  • シャトルシェフ調理鍋を弱火で焦がさないよう混ぜながら5分ほど煮込み、とろみがついたら出来上がり!

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【ワンポイント・アドバイス】
★焦げ付きが気になる場合は、別途フライパンで調理してからシャトルシェフ調理鍋に食材を移してもOK!
★お水は必ず材料すべてかぶるぐらい入れてね!

シャトルシェフのおすすめレシピ【2】ポトフ

洋風お鍋の代表ポトフは、冬キャンプの味方です♪ 残っても翌朝温め直せば、朝から身も心も温まりますよ!

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【材料(4人分)】

  • ベーコンブロック:250g
  • ソーセージ:8本
  • キャベツ:1/4個
  • じゃがいも:中2個
  • にんじん:小1本
  • 玉ねぎ:中1個
  • 水:5カップ
  • 固形コンソメ:2個
  • ローレル:1枚
  • オールスパイスなどお好みのスパイス:適量
  • 塩こしょう:適量

【作り方】

  • キャベツは洗ってざく切りに。玉ねぎ・にんじんは皮をむき4つ切りに。じゃがいもは一口大に切る
  • シャトルシェフ調理鍋に、1の野菜とベーコン、コンソメ・水・スパイスを入れ、火にかけ沸とうさせてから5分加熱する
  • シャトルシェフ保温容器に入れ、30分以上保温する
  • 温めなおす前にソーセージを加え、塩コショウで味をととのえて出来上がり!

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【ワンポイント・アドバイス】
★ソーセージは早めに入れるとダシが出切ってしまうので、食べる直前に加えるのがおすすめ!

シャトルシェフのおすすめレシピ【3】大根と卵と豚の角煮

ちょっとめんどうな豚の角煮なんかも、シャトルシェフなら楽ちんです! 大根と卵を加えると子供も喜びます♪

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【材料(4人分)】

  • 豚ばらブロック:800g
  • 大根:1/2本
  • 卵 :人数分
  • 長ねぎ:1本
  • サラダ油:大さじ1
  • お湯(豚肉を茹でる用):適量
  • 水(煮込み用):1000ml ★
  • しょうゆ:大さじ6 ★
  • 砂糖:大さじ6 ★
  • みりん:大さじ4 ★
  • 酒:大さじ4 ★
  • しょうが お好みで(チューブでもOK) ★

【作り方】

  • ゆで卵を人数分作る
  • 長ネギを適当な大きさにぶつ切りにする(青い部分は臭み取り、白い部分は一緒に食べる)
  • 大根は輪切りか半月切りにして、下茹でする
  • フライパンに油を入れ、お好みの大きさに切った豚肉の全面に焼き色をつける
  • 肉から出た脂をキッチンペーパーで拭き取り、肉がかぶるぐらいのお湯を加え、5分ほど茹でて脂を落とす。
  • シャトルシェフ調理鍋に長ネギ、★の調味料を入れて沸騰させる
  • シャトルシェフ保温容器に入れ、2時間以上保温したら出来上がり!

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【ワンポイント・アドバイス】
★時間があれば調理鍋をいったん外に出して冷ますことで、味が染み込んでさらに美味しい♪
★照りを出したい場合は、砂糖・みりんは最後に加えて煮詰めると◎
★長ネギの代わりに玉ねぎでも!

シャトルシェフのおすすめレシピ【4】白米

筆者はまだ試みたことがないのですが、シャトルシェフで白米を炊くことも可能です! 災害時やアウトドアで電気炊飯器が使えないときには便利ですね♪

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【材料(4人分)】

  • 米:3カップ(3.3合)
  • 水:3+3/5カップ(720ml)

【作り方】

  • 米は洗い、サーモス調理鍋に米と水を入れ30分おく
  • 1を中火にかけ、沸とうしたら火を弱めて8分加熱する
  • サーモス保温容器に入れ、15分以上保温する
  • 炊き上がったら、ごはんをつぶさないようにしてよく混ぜ合わせ、再びフタをして15分ほど蒸らして出来上がり!

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シャトルシェフのサイズや構造によって、炊き上がりが変わってくるかも? 災害時にも使えるので、一度試してみたい♪

サーモス公式HPにも、シャトルシェフを使ったレシピがたくさん掲載されています♪ ぜひチェックしてみてくださいね♪

サーモスのシャトルシェフの選び方のポイントとおすすめをご紹介!

「サーモスのシャトルシェフにはいろいろな種類やサイズがあって、どれを選んだらいいか分からない」という方のために、選び方のポイントと、おすすめのシャトルシェフをピックアップしてみました♪

【選び方のポイント】

  • サイズ(対応人数)で選ぶ
  • 素材で選ぶ
  • 持ち運ぶかどうかで用途で選ぶ

主に家族で使うということであれば、それほど大きいサイズはいらないと思います。逆に、家ではほとんど自炊しないけど、仲間とキャンプする時に使いたい、という場合は大きめサイズが便利かもしれませんね。

用途に合わせてサイズや容量を選び、使い勝手が良さそうなタイプを選ぶと失敗も少ないかと思います。

また、サーモスのシャトルシェフには、フッ素コーティングされたものとステンレスタイプの2種類があります。

フッ素コーティングされたタイプの方が、調理鍋で下ごしらえをする際に、焦げつきなどが気にならなくて便利かもしれませんね!

さらに、キャンプやお花見、アウトドアでの使用がメインであれば、持ち運びに便利なハンドル付きタイプがおすすめです!

【3~5人用・フッ素コーティング】真空保温調理器シャトルシェフ/KBJ-3001

IH対応モデル。3人家族ぐらいだと普段のお鍋とサイズ感が近くて、扱いやすそうですね!

【4~6人用・フッ素コーティング】真空保温調理器シャトルシェフ/KBJ-4501

IH対応モデル。大家族や育ち盛りのお子さんがいる場合は、こちらが良さそうです!

【10人用~・底面3層構造】真空保温調理器シャトルシェフ/KPS-8001

IH対応モデル。部活動やイベントごとなど、10人以上で使いたい場合に便利な大容量タイプ!

【3~5人用・底面3層構造】真空保温調理器シャトルシェフ/ROP-001

IH対応モデルで。キャンプやお花見など、アウトドアシーンで活躍するハンドル付きタイプ!

他にもたくさんサイズやカラーがあるので、サーモス公式HPをチェックしてみてください♪

サーモスのシャトルシェフ使用の際の注意点

筆者撮影

個人的には一家に一台あっても良いと思っているサーモスのシャトルシェフですが、使用の際に注意しないといけない点もあります。下記にまとめてみました。

腐敗に注意!

じっくりコトコト煮込むには長時間の方が良い気もしますが、あまりにも長時間お鍋に食材をいれっぱなしにすると、腐敗が始まってしまうので注意が必要です。

外気温にもよりますが、最大でも6〜8時間程度の保温に留め、その時間を目安に一度火入れをするといいでしょう。

翌日まで残る場合は、保温器から調理鍋だけ取り出して冷蔵庫で保存し、なるべく早めに食べきるようにしましょう。

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6月のキャンプで、2日目に持ち越したカレーを腐らせてしまった苦い経験があります。。。暖かい時期にシャトルシェフを使う場合は特に注意が必要!

圧力鍋ではないので煮込み時間の短縮はできない

サーモスのシャトルシェフは、あくまでも「保温調理器具」。保温容器にある程度の時間セットして、余熱調理を行う調理器具なのです。

加熱時間を短くすることはできますが、圧力鍋のように煮込み時間を短くすることはできません。

外側の保温容器は耐熱性ではないのでコンロ以外に置き場所が必要

通常お鍋で調理する場合、放置時間はお鍋をコンロの上に置いておく人が多いと思います。

しかし、サーモスのシャトルシェフの外側の保温容器は耐熱性ではないので、コンロに置いておくことはできません(コンロが冷めれば可能ではありますが、おすすめはしません)。

保温調理をしている間は、台所が少し手狭になることは否定できません。

サーモスのシャトルシェフをおすすめする人・おすすめしない人

我が家にはなくてはならないサーモスのシャトルシェフですが、誰にでもおすすめというワケではありません。おすすめする人とおすすめしない人をまとめてみました。

サーモスのシャトルシェフをおすすめする人

  • 小さいお子さんがいて、台所で火を使う時間をなるべく少なくしたい人
  • 仕事が忙しくて調理に費やす時間を節約したい人
  • ガス代・電気代を節約したい人
  • 煮物で煮くずれ・焦げつき・ふきこぼれなどの失敗が多い人
  • キャンプやアウトドアで外ごはんを食べる機会がある人

サーモスのシャトルシェフをおすすめしない人

  • 食材の腐敗が怖い人
  • 煮込み料理の煮込み時間を節約したい人
  • 台所にこれ以上お鍋を置くスペースがない人

サーモスのシャトルシェフは、使い方をマスターしてしまえば、いろいろなシーンで使えます。

時間やガス代などを節約出来ていろいろな面でエコですし、共働き家庭や大家族などには特におすすめです。

その一方、しっかり管理して使えないのであれば、食材を腐敗させてしまってかえって無駄になってしまうケースもあるかもしれませんね。

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安い買い物ではないので、使うシーンをイメージしてから購入を検討しよう!

個人的にはカレーを週1回以上作るなら買って損なし!と思ってます♪(あくまで個人の感想です)

サーモスのシャトルシェフはおうちでもキャンプでも大活躍の便利アイテム!

筆者撮影

我が家の真空保温調理器は、20年以上前に夫がアウトドア使用を目的に購入したものですが、とっても長持ち♪

現在我が家では3日に1回ぐらい出番がある現役バリバリの調理器具です♪

近年のサーモスのシャトルシェフは、かわいいデザインのものがたくさん発売されているので、「新しいかわいいデザインのものが欲しいな~❤」とも思うのですが、相棒は全く壊れる気配がありません。。。(笑)

信頼のサーモスの真空保温調理器「シャトルシェフ」、おうちでもキャンプでもとっても便利で自信を持っておすすめします!

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