18歳以下の子どもへの計10万円相当給付を巡り、神奈川県大和市と開成町は17日までに、児童手当受給世帯を対象に年内に現金10万円を一括支給する方針を決めた。相模原市は、一括給付は「事務処理上、誤りが発生するリスクがある」として見送り、今月と来月の2回に分けて支給する方針。
大和市は、経費を計上した一般会計補正予算案を21日の市議会本会議に追加提案する。可決されれば、中学生以下を対象に24日の先行給付を目指す。この他の対象者は来年1月に申請書を送付し、2月以降に順次支給するという。
開成町は対象約2400人には24日、支給。児童手当の対象ではない約900人には来年1月以降に振り込む。
相模原市は児童手当受給世帯を対象に23日、5万円を支給し、残り5万円は来年1月中旬を目指して手続きを進める。この他の対象者は来年1月以降に申請を受け付け、順次支給するが、10万円の一括支給も検討するという。