ガーディアンズの有望株・メレンデスが20歳で急死 死因は非公開

日本時間12月17日、ガーディアンズは20歳のプロスペクト捕手、アンドレス・メレンデスがフロリダ州マイアミで死去したことを発表した。死因は明らかにされていない。ベネズエラ出身のメレンデスは2017年7月にブリュワーズと契約してプロ入り。2018年からマイナーでのプレーを開始し、今季はインディアンス傘下A級リンチバーグで73試合に出場して打率.247、16二塁打、8本塁打、46打点、2盗塁、出塁率.367、長打率.431、OPS.798をマークしていた。

メレンデスは2018年からの2シーズンはブリュワーズ傘下のルーキー級でプレー。2019年11月にマーク・マティアスとのトレードでブリュワーズからインディアンスへ移籍し、2020年は新型コロナウイルスのパンデミックの影響でマイナーのシーズンが開催されなかったものの、今季は自己最多の73試合に出場して自己最高の成績を残すなど、着実な成長を遂げていた。

インディアンス(現ガーディアンズ)で過ごした2年間でチームメイトに愛される存在となり、今季同僚だったジョシュ・ウルフ投手は「アンドレスを知っている人や一緒にプレーした人なら誰でも、彼が毎日もたらしてくれた喜びを感じていたはずだ。彼はいつもフィールドとロッカールームにポジティブなエネルギーをもたらしてくれた。素晴らしいチームメイトであり、素晴らしい人間でもあった。アンドレス、君のことを愛しているよ」と同僚の早すぎる死を悼んだ。

ガーディアンズは「メレンデスはチームメイトや友人たちによって、前向きで尊敬に値し、美しい笑顔の思慮深い青年として記憶されており、周囲の人々に大きな影響を与えました。彼がいなくなるのは非常に寂しいです。私たちの思いと祈りは彼の家族、愛する人々、チームメイト、そして彼を知る人たちとともにあります」との声明を発表。ブリュワーズもデービッド・スターンズ編成本部長の名義で同様の声明を発表している。

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