「ウティダカ」悠々、渡嘉敷島を飛び回る 数百羽が越冬

 【渡嘉敷】10月に沖縄に大群をなして飛来したサシバ(タカ科)。南方面に渡らず、沖縄県渡嘉敷島で冬を過ごすサシバは「ウティダカ」と称されるが、その数十羽が島内の野山などでエサを求めて飛び回っており、木々などで羽を休めたりているのを観察することができる。
 かつては島の上空を埋め尽くすほど見られたが、20~30年ほど前から飛来数が激減している。
 今年も数百羽しか確認できていない。
 来年3月ごろまで島内で観察することができる。
 (米田英明通信員)

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