田辺美術協会が小品展 20日まで

田辺美術協会員の力作が並ぶ第66回小品展(18日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館で)

 田辺美術協会(岩峪賢次代表)の第66回小品展が18日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館1階展示ホールで始まった。会員46人による力作163点を展示している。20日までで、初日は開場と同時に多くの人が来場した。紀伊民報など後援。

 会場には、橋杭岩(串本町)など紀南地方の景勝地や季節の花、人物などを描いた10号以内の小さな作品が並ぶ。1点3万円で販売しており、収益の一部を自然環境保護活動団体などに寄付する。

 会員の一人で、洋画家の桐原將臣さん(69)=田辺市上三栖=は「昨年は、新型コロナウイルスの影響で中止になったため、待ちに待った開催となった」と話した。

 時間は午前9時~午後5時(最終日は午後3時まで)。

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