核兵器廃絶を世界に訴え活動する「高校生平和大使」の結団式が行われました。
「高校生平和大使」は今年で24代目。全国19都道府県から35人の新たな大使が広島市に集まりました。
新型コロナの影響で、去年から海外研修などが中止になっていて、高校生たちはそれぞれの地域で核兵器廃絶に向けた署名活動やSNSでの情報発信を行ってきたということです。
結団式では原爆資料館の元館長で被爆者の原田浩さんが講演を行い、自身の体験や、平和に対する思いを伝えました。
岩手・盛岡第一高の 森のど薫さん
「しっかりと私たちに伝承されているのは、このような残虐な歴史を二度と繰り返してはならないという人々の強い思いがあったからこそだと思っています。」
19日は原爆資料館などで研修を行う予定です。