梅棒初時代劇!新キャス迎えての再演!「梅棒 13th“RE”WORK『風桶』」開幕!すったもんだな展開、ダンス!ダンス!ダンス!

渡辺みり愛、松浦司ら多彩なゲストが出演、伊藤今人、野田裕貴、渡辺みり愛よりコメントが到着

台詞を使わず、 ダンス・芝居・J-POPの融合でストーリーを見せるダンスエンターテインメント集団「梅棒」。
第13回公演を迎える「梅棒 13th“RE”WORK『風桶』」は、 2016年1月に吉祥寺シアターで上演した梅棒初の時代劇、 第5回公演『風桶』の再演。
ゲストには乃木坂46を卒業後、初舞台の “渡辺みり愛”、高いダンススキルが魅力の俳優 ”松浦司”、グランドミュージカルからストレートプレイまで数多くの作品で活躍する ”まりゑ” 、異色のバレリーナ芸人 ”松浦景子”、過去の梅棒公演で何度も好演を見せている ”YOU” 、 ”正安寺悠造” 、 ”ひこひこ” 、シンガー・コレオグラファーとしても活躍中の ”長谷川敬タ” メジャーアーティストの振付師としても活躍する ”eat” 、 実力派ダンサー ”Naoki” 、 世界的に活躍するフィメールLOCKダンサー ” hirokoboogie ” と個性的なキャストが出演。

物語の始まりは、 未来に生きる科学者・吉田テスタロッサが、 行方不明となった兄を探して現代へ。
ところが再度タイムスリップする際に3人組バンド「夜桜前線」を巻き込んでしまい、 300年前の江戸時代にたどり着く。
ファンファーレ調の曲が流れ、吉田テスタロッサが登場、やってきたのは2021年12月18日(要するに公演日)、「やったぞー!」と叫んだかと思ったら、「376人ぐらいの人がいるぞ!!」(客席の数)、客席から笑い声と共に拍手。「2321年からやってきました!」行方不明になった兄を探す前になぜか現代へ。理由は…大好きなバンドのライブが観たいから(笑)、早い話が寄り道した、という次第。しかし、ただの道草ならまだしも、なんと、再度、タイムスリップする際に、このバンドメンバーを巻き込んでしまったから、さあ、大変!!という流れ。スピーディなオープニング、行方知れずの兄は、なんと江戸時代に!1721年!その江戸時代の人々の様子が描かれるが、梅棒なだけに普通な時代劇の格好ではない。

気のいい百姓の夫婦に若い傘張り職人、大工に飛脚、芸者衆に、小悪党の一味、個性的で愉快な人々、そんなところへやってきた吉田テスタロッサ、そして奇天烈なバンドメンバー。さて、兄は見つかるのか、無事に彼らの世界に戻れるのか?!がだいたいのストーリー。梅棒ファンなら、普通に物事が運ばないのは先刻承知、よく知られているJ-POPや歌謡曲にのって!ライブ感いっぱい、客席からはクラップも、そして笑いも!ダンスライブのようでいて、演劇、登場人物たちの喜怒哀楽、すったもんだの展開、恋模様もあって、ちょっと心がホコッとしたり、また、涙もあり、”おいおい”とツッコミを入れたくなるような瞬間もあり、上演時間はおよそ2時間休憩なし。

それにしてもダンススキルが高く、しかも展開の早い振付、それをバシッとこなすだけでなく、”芝居”になっているところが秀逸。フォーメーションも早く、覚えるのが大変だったと思う。また、バトルシーンも、ダンス×アクション、武器を持っての立ち回りは魅せる。ラストは、もちろん、バッドエンドにはならないので、そこはご安心を。
本来は、この公演の前に予定されていた作品があったのだが、コロナウイルス感染症が拡大し、連日、テレビで感染者の数が報道され、東京だけでも軽く6000人超えのタイミング、すべての公演が中止になってしまった。そこからの公演、本多劇場。もちろん油断はできないが、とりあえず開幕、千秋楽まで無事に走り抜けて欲しい。

<コメント>
[伊藤今人[梅棒]]
演劇を志すものにとって「本多劇場」がどういう場所か。 我々がこの聖地にふさわしいと考えた作品がこの『風桶』でした。 梅棒は表現集団としては変わり種ですが、 それでも大事にしている根幹は演劇であると自負しています。
初演時の座組に改めて感謝をしつつ、 6年の時を経て新たな座組でグレードアップを施しました。
梅棒らしさはそのままに、 この作品だからこそ感じられる”演劇”が詰まった自信作です。 ぜひ劇場でご覧ください。

[野田裕貴[梅棒]]
『風桶』は梅棒としては珍しい、 タイムトラベル×時代劇というアツさ満開の作品です。
約6年ぶりとなる今回の再演『風桶』では「今の梅棒らしさ」をめいっぱい盛り込んでお届けします!
素晴らしいスキルを持ったゲストの皆さんが集まって下さり、 とにかく見どころだらけ!且つお話も疾風の如く駆け抜けるような作品になっていると思います。
そして何より、 凄く久しぶりに梅棒の作品をお届けできることが嬉しくてたまりません。
皆さまに劇場でお会いできることを心より願っております。

[渡辺 みり愛]
『風桶』に出演させていただくと決まってから初演の映像を見させていただいていたのですが、 好きすぎて本気で10回は見た気がします。 それくらい梅棒さんが作り上げている作品、 『風桶』という作品に引き込まれて感動している自分がいました。
今度は私が皆様にその感動をお伝えする番です。 1回だけでは伝わらない良さ、 何回も見てやっと繋がる部分だったり…そんな『風桶』という作品の良さを沢山の方に知っていただきたいなと思っています!
乃木坂46を卒業して初めての舞台、 そしてお客様にも久しぶりにお会いする機会。 全力でパワーアップした姿をお見せしたいと思います!

<公演概要>
タイトル 「梅棒 13th“RE”WORK『風桶』」
作・総合演出:伊藤今人[梅棒]
振付・監修:梅棒
出演者
梅澤裕介、 鶴野輝一、 遠山晶司、 塩野拓矢、 天野一輝、 野田裕貴、
多和田 任益 [以上、 梅棒]
渡辺みり愛、 松浦司、 まりゑ、 松浦景子[吉本新喜劇/吉本坂46]、 YOU、
正安寺 悠造[寺ノ子屋]、 長谷川 敬タ、 eat[プレイルーム/69凛]、 Naoki[ricordo]、 hirokoboogie、 ひこひこ
※鶴野輝一(12/24~12/26以外全て)とひこひこ(12/24~12/26のみ)は
ダブルキャストでの出演
●公演HP: http://umebou13th.dynamize.net/
●公式Twitter:@umeboujp
●主催:『風桶』製作委員会
●企画・製作:梅棒
●主催:『おどんろ』製作委員会(dynamize/ぴあ/ニッポン放送/サンライズプロモーション東京)

●日程・会場
[東京公演]
日程:2021年12月17日(金)~12月30日(木)・全20公演
会場:本多劇場
[大阪公演]
日程:2022年1月7日(金)~10日(月・祝)・全5公演
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888
[愛知公演]
日程:2022年1月20日(木)~21日(金)・全3公演
会場:名古屋市芸術創造センター
問い合わせ:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
舞台撮影:飯野高拓

© 株式会社テイメント