優勝旗が所在不明に…EXIT・りんたろー。が斬新な提案「これを機にデジタル化したって良い」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より生放送している。

■賞レースのトロフィーをどう保管?兼近「僕はいらない派。りんたろー。さんに全部あげている」

2021年12月16日(木)夜9時からの放送では、元日の風物詩となっている全日本実業団対抗駅伝競走の優勝旗が所在不明となっていることを報じた。お笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「これを機にデジタル化したって良い。重いし…」と斬新な提案をすると、相方の兼近大樹も「優勝旗のためにやっていたわけではないという意思表示かも?記録で自分たちの頑張りを見てほしいというような…」とコメントした。フリーアナウンサーの柴田阿弥は「管理方法はずさんだったかもしれないが、選手たちに罪はないので、中傷により競技に影響の出ることがないようにしてほしい」とコメントした。

また、兼近は「優勝旗やトロフィーは、僕はいらない派。コンビで受賞した漫才のトロフィーは、全部りんたろー。にあげている」と実態を明かすと、りんたろー。は「トロフィーはトイレに飾って、家に遊びに来た女の子たちにマウントをとっています」と笑いを誘った。

■過熱するふるさと納税の返礼品競争をどう考える?

兼近「返礼品をもらわずに、頑張ってほしい地域にふるさと納税をしている」

また、番組では、ふるさと納税により、東京23区の税収の約531億円が他の自治体へ流出したことを報じた。地方創生に一役買っている一方で、自治体による返礼品競争などの課題について、返礼品を取りやめた埼玉・所沢市長の藤本正人と、ふるさと納税に力を入れている山形・酒田市副市長の矢口明子をゲストに迎え、考えた。

ふるさと納税について、りんたろー。は「数日後に税理士のところに行って、どこにふるさと納税するか話し合う予定。ふるさと納税には良いイメージを持っていたが、必ずしもそうでないのかな?」とコメント。兼近は「僕はめちゃくちゃふるさと納税してる。僕は返礼品をもらわなかったけど、この街には頑張ってほしいって思って、寄付金を“全ベット”してます」と話した。

タレントでソフトウェアエンジニアの池澤あやかは「返礼品はその地方の名産品から、という決まりがあるんですか?」と発言すると、兼近は「僕らは応援している市や村とのコラボ企画で、ふるさとではない地域に、ふるさと納税の商品を出している」と話した。

意見が異なる藤本と矢口の話を伺った上で、りんたろー。は「今日の話を聞いて、ふるさと納税をするか迷ってしまった。でも、返礼品のホタテの水着だけは気になります」と笑いを誘い、兼近は「地方活性化を目的にした全国ツアーで14の村や町を回った時に、そこのふるさと納税の話も聞いた。返礼品にその地域ならではの特徴があって、『この町はこういうことができるんだぞ!』というアピールになると思う。これはふるさと納税の良いところでは?」とコメントした。

柴田は「これまで税金を納めていても、納税の金額だけが書いてある通知しか来なかったが、ふるさと納税では毎月地元のニュースを書いた丁寧なメールをくれる自治体もある。納税する側としても気分が良い」とコメントすると、池澤も「最初は『この返礼品が欲しい』と、ふるさと納税をしていたけど、毎月手紙が来ることで、その地域自体にも愛着が沸いてくる。地方に関心をもつ良いキッカケになるような気がする」と同意しました。一方で、テレビ朝日の平石直之アナウンサーは「ふるさと納税の寄付金を増やすには、違う自治体に住んでいる人にアピールしなければならない。本来ならば、自分たちの自治体を良くすることを考えなければいけないのに、それとは違う方向に、ものすごくエネルギーを割いている」と話した。

本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中です。ぜひご覧ください。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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