沖縄の米軍31人新たに感染 県内は3人、オミクロン株はゼロ(12月19日午後)

 沖縄県は19日、在沖米軍で新たに31人がコロナ感染したと発表した。前日にはキャンプ・ハンセンで131人が確認されている。米軍から報告があったという。米軍の累計患者は3060人となった。
 一方、県内の新たな感染者は3人だった。前週の日曜は5人だった。累計で5万380人。新たなオミクロン株の感染はなかったという。19日現在、県内のオミクロン株の感染者は計3人。
 また、18日発表の在沖米軍関係者の感染は、当初ハンセンで131人、嘉手納で1人、フォスターで1人との報告だったが、ハンセン128人、嘉手納、フォスターともに2人、トリイ通信施設で1人と修正された。
 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況  
 
 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は1.82(前日1.82)で全国3位。1位は群馬県の7.76だった。全国平均は0.76(前日0.84)。

 自宅療養中は3人(前日2人)。入院調整中3人(前日4人)。入院中は14人(前日14人)と2日連続で2桁が続いている。そのうち中等症は4人、重症者は0人だった。(いずれも速報値)【関連ニュース】
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