西平和大橋 欄干が破損 イサム・ノグチ氏の設計

西平和大橋の欄干の一部が破損していることが分かりました。19日未明、現場では10代男性が運転する車が欄干にぶつかる事故がありました。

【山口和政 記者】

「現場は平和公園のすぐ近く平和大通にかかる橋です。欄干が破損し川に落ちてしまいそうな状態になっています」。

警察によりますと、19日午前1時ごろ、乗用車が西平和大橋の縁石に接触し、反対車線側の欄干に衝突する事故がありました。この事故で橋の欄干の一部が破損したとみられています。

西平和大橋は、平和大橋と同じアメリカの彫刻家イサム・ノグチ氏の設計で、被爆7年後の1952年に完成しました。

事故を起こした車には、10代男性3人が乗っていて、2人が軽傷で病院に搬送されています。

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