コンサドーレ野々村社長「クラブも成長しないと選手は行っちゃう」主力の残留に手応え

社長として"経営"もちゃんとやってますよ。

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サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長が赤裸々に本音トークするSTVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』。「来年もこの番組、あるんだよね」とザワつくリスナーの声を知ってか知らずか、今週も野々村社長はおニャン子クラブや食べ物の話に絶好調ですが、社長としてクラブの目指すことについても語っています。

来季に向けて、金子拓郎、菅大輝、深井一希ら主力選手たちが他チームからのオファーを断って、コンサに残留を決めました。

吉川:札幌愛を貫いての残留が続いてますね。

野々村:オファーをもらえるようになるのは選手にとってもクラブにとってもある意味、いいこと。「でも、ここで」と思ってくれる選手がいるのは嬉しいことですよね。ただ、「いて欲しい」と言って、選手達はいてくれるわけではないので、それは当たり前ですよね、だからクラブも成長していかないと、伸びていく選手は次のステップにと(他チームに)行っちゃうのがこの世界。なので、クラブ(コンサ)もまあまあ頑張ってるんじゃないかと言えますね。

吉川:でもコンサに限らず、コロナで観客動員も制限されて、成績を残しても収入に比例しないですから大変ですよね。

野々村:それは大変だと思いますよ。強化費(選手の年俸の原資)のバジェット(予算)は、コロナで大変だけど変えないようにこの2年間やってきて、来年もそうなんです。ただ、バジェットは変わらないけど、伸びた選手には給料は増えるわけじゃないですか。だから、そこ(強化費予算と総年俸)のバランスは相当、難しいと思う。

野々村:それでもやっていけるように、例えば(選手やスタッフの)人数を少なくしたり、若い選手を積極的に使って育てたりってことを、この数年間やりながら生き残っていくことを考えてきたところはある。それが、まあまあ上手くやれてるところはあるかも知れませんね。

社長として、いかにクラブ運営に心血を注いできたかが覗えます。JFAが目をつけるのも頷けてしまいます…。そして、もうひとつリスナーやサポーターがザワついてる、浦和レッズのFW興梠慎三選手に正式に獲得オファーを出したと報じられていることについては…。

野々村:これは現場の強化担当者どうしで話を進めているんだと思います、というか、しているんでしょう。これは、本人(興梠選手)が希望する、またはこっちのクラブ(コンサ)が希望する、それが一致すれば成立ってわけでもなかったりすんです、この世界は。なので、色んなことを検討しているんじゃないですか、それは今年の夏もやったと思いますね。

引き続き野々村社長は「移籍情報」の舞台裏を話しています。それを聴くと、浦和レッズの「顔」のひとりでもある興梠選手ともなれば、スポンサーとの調整なども必要になるようです。

そして、12月29日に放送予定の『GO!GO!コンサドーレ年末特別番組』の内容について”発表”があります!。

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GO!GO!コンサドーレ

放送局:STVラジオ

放送日時:毎週土曜 7時30分~8時00分

出演者:野々村芳和(北海道コンサドーレ札幌社長)、吉川のりお(STVアナウンサー)

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北海道コンサドーレ札幌社長・野々村芳和さんと吉川のりおアナのアラフィフコンビがお送りする【痛快スポーツトークバラエティ】。サッカー番組のようでサッカー番組じゃない!?。誰でも今日からサポーターになれる、そんな番組です。

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