行政書士プライベーター樋口耕太、EXEDYとともに全日本ロードJSB1000に4年振りのフル参戦

 樋口耕太がチーム代表兼ライダーを務めるH.L.O RACINGがEXEDY(エクセディ)のサポートを受け全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにEXEDY H.L.O RACINGとしてフル参戦する。

「2022年、全日本ロードJSB1000クラスにフルエントリーさせていただけることになりました。チームのメンバーを始め、サポートしてくださっているメーカー、スポンサー、応援してくださっている皆さんのおかげでレース活動を続けることができています」と樋口。

「今回はエクセディという力強い味方も加わっていただき俄然やる気が出ています。プライベーターなので行政書士の仕事を頑張りつつ、レース環境を整えて、目標に向かって組み立てていこうと思っています。応援よろしくお願いいたします」

 新たにH.L.O RACINGをサポートするエクセディ山口 貢取締役上級執行役員は「エクセディは4輪車用クラッチで多くのユーザーの方にご認知いただいているかと思いますが、2輪車用の製品も取り扱っていることを知っていただく機会にできればと考えております」とコメント。

 2022年より新たにH.L.O RACINGをサポートさせて頂くことになり、開発中のEXEDY RACING RIDE SERIESのGSX-R1000用クラッチディスクを使用頂くことで、技術面でもチームに貢献させていただきます」

 そしてチーム監督の杉町正光氏は「当チームはJSB1000クラスフルエントリー組の中では、最も小規模だと思いますが、MotoGPでチャンピオンを獲得した車両への提供実績のあるエクセディ様と組めることは、光栄ですし、この様な機会をいただけたことを感謝いたします。チーム発足10年目のシーズンになるので、2019年鈴鹿8耐でアナウンスされた”スーパープライベーター”と再び言っていただけるよう、しっかりと取り組んでいきます」と語った。

 チーム名のH.L.Oとは、行政書士を務める樋口の法務事務所(HIGUCHI LEGAL OFFICE)の頭文字を取ったものだ。2013年に5名でスタートしたチームも全日本ロードJSB1000、鈴鹿8耐に参戦し成長してきた。4年振りの全日本ロードJSB1000フル参戦、10年目のチャレンジに期待したいところだ。

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