鷹入団レイ、4か月での復帰は超異例 過去の“出戻り助っ人”たちの成績は?

ソフトバンクに復帰したコリン・レイ【写真:藤浦一都】

オバンドーは自ら売り込み2004年に2年ぶりの復帰を果たした

ソフトバンクは20日、コリン・レイ投手の入団を発表した。レイは今年新加入も8月に家庭の事情で退団。翌シーズンのチーム復帰は超異例だ。過去の主な“出戻り助っ人”はどのような成績を残したのか、移籍前の在籍最終年と復帰した年の成績を比較しながら振り返ってみる。

○オレステス・デストラーデ(西武)
1992年 128試合 打率.266、41本塁打87打点
1995年 46試合 打率.245、6本塁打23打点

西武黄金期を支えた助っ人は、3年連続の本塁打王に輝くなどチームの中心選手だったが1992年オフにマーリンズに移籍しメジャー復帰。1995年には3年ぶりに復帰したが、シーズン途中の6月に退団した。

○シャーマン・オバンドー(日本ハム)
2002年 118試合 打率.263、26本塁打68打点
2004年 42試合 打率.338、8本塁打25打点

1999年途中に加入し、2002年に自己最多118試合に出場して26本塁打をマークしたが怪我の影響もあり退団。2004年に自腹で来日し球団に自らを売り込み、シーズン途中の8月に復帰。2005年までプレーした。

ロメロは今季2シーズンぶりにオリックスに復帰も8月に退団

○ジェイソン・スタンリッジ(ソフトバンク)
2008年 3試合 0勝2敗、防御率7.62
2014年 26試合 11勝8敗、防御率3.30

2007年シーズン途中に入団すると、リリーフ、先発としてフル回転。しかし2008年0勝に終わって退団した。マーリンズ、阪神を経て2014年に復帰すると、先発の一角として11勝を挙げてチームの日本一に貢献した。

○ステフェン・ロメロ(オリックス)
2019年 81試合 打率.305、18本塁打63打点
2021年 20試合 打率.169、3本塁打9打点

2017年の入団から3年間で303試合に出場して69本塁打をマーク。2019年オフに自由契約となり翌2020年は楽天でプレーした。今季2シーズンぶりに復帰したが、コロナ禍で家族が来日できないことを理由に8月に退団した。(Full-Count編集部)

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