DeNA入団の大田が会見 「泥臭くアグレッシブに」

横浜DeNAへの入団が決まった大田(左)=3月、横浜

 日本ハムを自由契約となり、横浜DeNAに入団が決まった大田泰示外野手(31)=188センチ、93キロ、右投げ右打ち=が20日、横浜市中区の球団事務所で記者会見した。東海大相模高出身の大田は「神奈川にすごく縁があると感じた。ここで野球ができるのはうれしい。泥臭くアグレッシブにやりたい」と意気込みを語った。背番号は0。

 大田は故郷の広島を離れ、2006年に同高に入学。夏の神奈川大会の決勝で3年連続の敗退を喫しており「今までハマスタは悔しい思い出しかなかった」と話したが、「プロの世界で優勝を成し遂げ、三浦監督を胴上げしたい」と思いを明かした。

 09年にドラフト1位で巨人に入団し、16年のシーズンオフにトレードで日本ハムへ移籍。20年まで4年連続で100試合以上に出場した。プロ13年間で通算75
本塁打をマークしている。

 今季は76試合に出場し打率2割4厘、3本塁打、20打点。8月に国内フリーエージェント(FA)権を取得したが、球団が来季の保有権を放棄したため、「ノーテンダーFA」で自由契約になっていた。

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