週末に強い寒気南下 広範囲で寒さ厳しく 日本海側中心に大雪の可能性も

 北・東・西日本、奄美の気温は向こう4日間程度は平年並みか高いが、その後は冬型の気圧配置が強まり平年並みか低くなる見込み。特に、26日(日)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり低くなりそうだ。また、26日(日)ごろからは、日本海側で降雪量がかなり多くなる可能性がある。

20日(月)気象庁発表「早期天候情報(降雪量)」出典=気象庁HP

 このため、気象庁は北・東・西日本、奄美に「低温に関する早期天候情報」、北日本日本海側、北陸、群馬県北部・長野県北部、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰の各地に「大雪に関する早期天候情報」を発表した。除雪などの対応や農作物の管理に注意すると共に、寒冷地を中心に低温による水道管の凍結に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

20日(月)気象庁発表「早期天候情報(気温)」 出典=気象庁HP

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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