ポステコグルー監督、セルティック就任後初タイトルに喜び「新たな章の始まり」

 セルティックのアンジュ・ポステコグルー監督は、リーグカップ優勝は新たな賞の始まりと語った。

古橋亨梧が決勝の舞台で2ゴール!セルティックが2シーズンぶり20回目のリーグカップ制覇!

 スコティッシュリーグカップ決勝に臨んだセルティックは、後半開始早々51分にハイバーニアンに先取点を献上。それでも数十秒後に古橋亨梧が一瞬の隙を突いて同点ゴールを決めると、72分に再び古橋がループシュートで逆転弾を挙げる。劇的展開で2-1の勝利を収め、20個目のリーグカップ優勝を果たした。ポステコグルー監督は試合後のインタビューで、「感情的な出来事だ。それぐらい重要だった」と心境を口にした。

「これまでの道のりは地獄のようだったし、このチャンスを手にするのは簡単ではなかった。この5、6ヶ月で指導して、これまで出会った中で最も回復力のあるグループだった。私たちはまだ始まりの段階だった。選手たちは多くのことを経験し、あらゆるチャレンジをして来たんだからこれを楽しみたい。まだスタートラインに立ったばかり。これがセルティックの唯一の尺度なんだ。勝って、次の試合に臨む」。

「キョウゴは素晴らしい選手であり、素晴らしい人間でもある。彼は片足でも今日の試合に出場し、選手たちを助けようと決意していた。ファンにとっては、このクラブが全てなんだ。私たちは通過するかも知れないが、ここにいる人たちは世代を超えて応援してくれる。彼らは自分の人生をクラブに投資して来たのだから、この優勝はその報いだ」。

ポステコグルーがリーグカップ優勝に喜び Photo Ian MacNicol

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