吉川晃司が「DCU」で阿部寛と再タッグ。殉職するかつてのバディ役で泳ぎも披露

吉川晃司が、TBS系で2022年1月16日にスタートする連続ドラマ「DCU」(日曜午後9:00)の第1話に出演する。

阿部寛が主演を務める本作は、水中の捜査に特化した架空の組織・DCU(Deep Crime Unit=潜水特殊捜査隊)を舞台にしたオリジナルのウォーターミステリー。海上保安庁に新設されたDCUは、水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団で、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な、危険極まりない日本全国の河川や湖など、あらゆる水中に潜り、隠された証拠を探して事件を解決。“水中未解決事件を解明すること”が、彼らのミッションとなる。DCUの隊長・新名正義を阿部、新名とバディを組む隊員ダイバー・瀬能陽生を横浜流星が演じ、そのほか、中村アン、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、岡崎体育、有輝(土佐兄弟)、春風亭昇太、市川実日子と多彩な面々が顔をそろえる。

さらに、世界的なヒットドラマ「ホームランド」などを手掛ける総合メディア会社のケシェット・インターナショナル社および、カナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社、ファセット4メディア社と共同制作するオリジナルドラマとなる。世界的なヒット作を生み出す両者とTBSがタッグを組むことで、日本国内のみならず海外展開も視野において制作される。

吉川が演じるのは、かつて新名とバディを組んでいたエースダイバー・成合淳。成合は15年前に新名とバディを組み、海上での事件捜査はもちろん、潜水救助や石油流出などの海上事故に対応する機動防除など、あらゆる現場で活躍。2人の活躍で解決しの人生にさまざまな影響を及ぼし、紆余曲折(うよきょくせつ)を経て「DCU」という組織の設立にもつながっていく。

吉川は阿部が主演した同局の「下町ロケット」(15、18年)に帝国重工の宇宙航空部部長/宇宙企画推進グループ部長・財前道生役で出演。阿部演じる主人公・佃航平とは立場を超えてさまざまな苦楽を共にした、まさに盟友だった。同じ「日曜劇場」枠で阿部との盟友関係が再び築かれる。第1話のあるシーンの収録に参加した、水球で鍛えられた吉川の泳ぎにも注目だ。

伊與田英徳プロデューサーは「吉川さんの想像を超える存在感、迫力は『DCU』に絶対に必要な人だと思いました。DCUというチームを発足させるための大切な人物、そして阿部さん演じる新名と親友であり、殉職してしまうという重要な役どころは、吉川さんしかいないと思いオファーしました。と言いますか、この成合という役は、吉川晃司さんをイメージして作らせていただきました。快諾していただいて、本当によかったです。成合淳という存在を吉川さんがどのように表現するのか、阿部さんと絡むお芝居は、どのようになるのかとてもドキドキしています。皆さんも楽しみにお待ちいただきたいと思います」と吉川の起用理由を語り、期待を寄せている。

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