DeNAが2投手の現役引退発表 飯塚悟史と笠井崇正、ともに球団職員に転身

横浜DeNAの飯塚投手(右)と笠井投手(資料写真)

 横浜DeNAは20日、飯塚悟史(25)と笠井崇正(27)の2投手が現役引退すると発表した。ともに球団職員に転身する。

 飯塚は新潟・日本文理高から2015年に入団し、通算23試合で2勝10敗、防御率5.29。球団を通じ「満足できる成績を残せなかったが、初登板時の興奮や初勝利の喜び、ファンの声援はずっと僕の心の中に残っている。幸せな野球人生を送れた」とコメントした。

 笠井は北海道・旭川西高から早大などを経て17年に育成選手として入団。18年に支配下選手登録され、通算20試合で0勝0敗だった。「納得感を持って競技スポーツとしての野球から離れられる。1軍でプレーできた期間はわずかだったが、多くの声援を送ってもらえたことは忘れない」とした。

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