9月末に閉館した京急油壺マリンパーク(神奈川県三浦市三崎町小網代)跡地に来年1月24日、キャンプ場がオープンする。京浜急行電鉄(横浜市)が20日、発表した。
同社によると、「京急油壺温泉キャンプパーク」はキャンプサイト(6区画)とオートキャンプサイト(5区画)、モンゴルサイト(1区画)を整備。たき火やバーベキュー、ドッグラン、ポニーとの触れ合い体験ができる。テントやテーブルなどはレンタル可能。
京急グループの三崎観光が運営し、キャンプ場やバーベキュースペース、アクティビティなどは有料。同パーク内のみうら自然館、ビオトープ、展望台と管理棟は無料で開放する。
三浦半島西海岸の眺望に恵まれ、キャンプサイトからは富士山や相模湾に沈む夕日が望める。
マリンパーク跡地は、将来的に同社と大手デベロッパーが共同で滞在拠点を開発する方向で検討している。しかし、具体化まで時間を要することから地元からも暫定利用を求める声が上がっていた。京急は「当初予定の2025年度開業は変わらない」としている。
同パークの詳細は公式ホームページ(https://keikyu-camppark.jp/)。