「居場所なし」 バイエルン選手、監督への“投げ捨て事件”で批判される

2位ドルトムントに勝点差9をつける首位で前半戦を終えた王者バイエルン・ミュンヘン。

ただ、『Bild』によれば、ヴォルフスブルクとの年内最終戦では、ある事件が起きていたという。

フランス人MFミカエル・キュイザンスがユリアン・ナーゲルスマン監督への不満を露わにしていたそう。

交代出場がなくなったキュイザンスはウォーミングアップのために着ていたビブスを指揮官の方向に投げつけたのだ。ただ、ナーゲルスマン監督は背を向けていたので、そのことには気づかず。

この件について、元バイエルンFWサンドロ・ヴァークナーは「ああいう行動は選手の性格を表している。バイエルンにああいう選手の居場所はない」と苦言を呈していたそう。

22歳のキュイザンスはマルセイユからローンバックしたものの、今季はほとんど起用されていない。リーグ戦ではわずか12分、DFBポカールでも44分のプレータイムしか与えられていないのだ。

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バイエルンは夏の移籍市場で彼を放出しようとしていたものの、買い手が見つからなかったとか。先日、ナーゲルスマン監督は「1,2人の選手がプレータイムを得るために冬に退団しても不思議ではない」と述べており、これはキュイザンスのことだとされている。

彼にはメスやトロワ、ヴェネツィア、トルコやロシアのクラブが興味を示しているとのこと。

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