ドニー・イェン VS ニコラス・ツェー 緊張感みなぎる一騎打ち 「レイジング・ファイア」本編映像

12月24日より劇場公開される、ドニー・イェンとニコラス・ツェーがダブル主演するアクション映画「レイジング・ファイア」から、ドニー・イェンとニコラス・ツェーによる一騎打ちのシーンの本編映像が公開された。映像の冒頭には、ドニー・イェンよるファンへの音声メッセージも収録されている。

公開された本編映像は、チョン警部(ドニー・イェン)が逃げるンゴウ(ニコラス・ツェー)に体当たりし、窓を突き破って教会の中に2人で飛び込むシーンから始まる。狂気の表情をみせるンゴウに対し、「逃げられんぞ。投降しろ」と諭すチョン警部。「ムショへ戻れと?お前らは言うこととやることが違う」と、ンゴウは過去に裏切られた憎しみをあらわにし、バタフライナイフを取り出す。それを見たチョン警部は警棒を手にし、二人の死闘が始まる。ニコラス・ツェーの華麗なナイフさばきと、向き合うドニー・イェンのすごみが緊張感を生み出すアクションシーンとなっている。

ニコラス・ツェーはこのシーンを振り返り、「最大の見せ場はもちろん、最後の僕とドニーが闘う場面だ。それぞれのキャラクターの性格を伝えるために、僕たちがどんなふうに身体を動かしているのか見物だよ」と解説。その上で、「闘いの場面に演技力は必要ないという観客には、断固反対したいね。それどころか、真逆だ。俳優は台詞を必要としない万国共通の言語を表現するために、身体を使うよう求められる。ブルース・リーの映画を観るといい。広東語をしゃべらない人でも、彼のキャラクターの性格が理解できる」と語っている。

また、このシーンのスタントコーディネートを担当した谷垣健治は、「肉体の痛みの表現を追求した」とこだわりを明かしている。

「レイジング・ファイア」は、すべての悪を憎むチョン警部(ドニー・イェン)と、かつてチョン警部の同僚だった元エリート警察官のンゴウ(ニコラス・ツェー)の激突を描くアクション映画。チョンを演じるのは、ハリウッドでも活躍するドニー・イェン。ドニーは、プロデューサーにも名を連ね、アクション監督も務めた。ンゴウを、「孫文の義士団」「密告・者」で数々の演技賞に輝くニコラス・ツェーが演じる。監督を務めるのは、「香港国際警察/NEW POLICE STOR」「新少林寺/SHAOLIN」などのヒット作を放ったベニー・チャン。2020年に他界したチャンの遺作となった。

【作品情報】
レイジング・ファイア
2021年12月24日(金) TOHOシネマズ日比谷他 全国公開
配給:ギャガ
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