アークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)が2022年2月期第3四半期決算(連結)、売上高は対前年同期比159.5%増

アークランドサカモト株式会社

アークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)は21日、2022年2月期第3四半期決算(連結)を発表した。売上高は2,457億900万円(対前年同期比159.5%増)、営業利益166億6,300万円(同63.2%増)、経常利益186億6,300万円(同70.1%増)、親会社に帰属する四半期純利益169億7,900万円(同165.1%増)の増収増益となった。

セグメントの経営成績は以下の通り。

小売事業

ホームセンター部門の売上高、および営業収入は、2,006億3,900万円(前年同期比261.0%増)。このうちビバホームは1,483億5,900万円。前年の新型コロナウイルス感染症の拡大防止需要や、巣ごもり消費の反動減により、既存店売上高が前年同期比で5.4%減となったものの、ビバホームの子会社化が増収に寄与した。

その他小売部門の売上高、および営業収入も同様に、70億1,700万円(同19.8%増)。このうちビバホームは13億6,600万円となった。

その結果、小売事業の売上高および営業収入は、2,076億5,600万円(同238.0%増)、営業利益は102億円(同82.7%増)となった。

卸売事業

卸売事業の売上高および営業収入は、56億3,400万円(同3%減)、営業利益は5億6,600万円(同23.6%減)と減収減益になった。

外食事業

外食事業は、主力のとんかつ専門店「かつや」(国内)のフランチャイズを含む店舗数が純増9店舗の429店舗に、「からやま」・「からあげ縁」(国内)も純増22店舗の159店舗となるなど、積極的な事業展開により、売上高および営業収入は、323億3,600万円(同18.9%)、営業利益は36億100万円(同15.7%増)と増収増益になった。

不動産事業

不動産事業の売上高および営業収入は、83億9,200万円(同281.1%増、このうちビバホームは60億9,800万円)、営業利益は22億8,800万円(同134.5%増)と大きく伸びを見せた。

その他

その他にはフィットネス事業「JOYFIT」5店舗、および「FIT365」3店舗を含んでいる。フィットネス事業の売上高および営業収入は6億1,400万円(同20.6%増)、営業利益は800万円(前年同期は2億2,700万円の営業損失)。

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