DeNA・桑原将志、年俸1億円超え変動制4年契約で更改 「僕もビックリしています」

契約更改に臨んだDeNA・桑原将志【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

昨季は大不振で減額制限ギリギリの減俸も今季はリーグ5位の打率.310

DeNA桑原将志外野手が21日、横浜スタジアム内で契約更改交渉に臨み、来季から年俸変動制の4年契約を結ぶことになった。年俸は5600万円増の1億500万円となり一気に大台到達となった。プロ10年目の今季は「1番・中堅」に定着し、リーグ5位で自己最高の打率.310、14本塁打43打点をマークしていた。(金額は推定)

桑原は2018年に年俸が過去最高の8500万円まで上がったが、その後は不振もあり昨季はわずか34試合出場、打率.139、1本塁打2打点。年俸も減額制限に迫る1625万円減の4900万円となっていたが、今シーズンは一気に巻き返し、劇的な“復活”を遂げた。

会見では「(来季年俸は)億は超えました」と笑顔を見せ「誰が僕が3割を打つと想像していたか。僕もビックリしていますが、さらに向上心を持ってやっていくことが大事だと思います」とコメントした。

9月19、20日の中日戦(横浜)では、プロ野球史上35人目・41回目の2試合連続初回先頭打者本塁打。チームは最下位に終わったが、チーム打率.258と総得点559はいずれもリーグ2位で強力打線を牽引した桑原の働きは光った。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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