かつてチェルシーやアーセナルでプレーした元ブラジル代表MFウィリアンが、リオ・ファーディナンドのインタビューに答えたとのこと。
チェルシーでは活躍したものの、契約満了とともに加入したアーセナルではほとんど結果を残すことができず、1年でコリンチャンスへと去ることに。
『Eurosport』によれば、ウィリアンはそのシーズンについて以下のように話し、3ヶ月ですでに退団を求める状況になっていたと明かしたそう。
ウィリアン
「私は幸せではなかった。幸せではなかったんだ。いいパフォーマンスが出せなかったからね。細かいところまで話したくはないが。
アーセナルに到着したときには幸せだった。最初はモチベーションを持っていたし、いいプレーをしたかった。新しいクラブ、新しい仲間、新しいプロジェクトのもとで。
しかし3ヶ月後には、私は代理人に言ったんだ。『頼む、退団したいんだ』と。
クラブに対して悪いことは言いたくない。アーセナルはビッグクラブであり、偉大な歴史を持っている。サッカーにおいてもビッグプレイヤーがそこで戦っていた。
しかしそれはうまく行かなかった。うまく行かなかったんだ。もちろん、自分のキャリアの中で最も難しい時間だった。
大きな額の給与を私は諦めることになった。しかし、人生においてお金は最も重要なものでない時もある。
幸せにならなければならないと思った。毎日目を覚まして練習に行くことに満足を感じたかった。それがなかったんだ。
自分自身に、家族に言った。ここにはいたくない、幸せではないと。退団したい、その道を見つけたい、退団しなければならないと。
なぜなら、ここにいたらずっとそのままだからだ。お金のためだけに、幸せではない場所にい続けるのはアンフェアだ。私にとっては」
「(チェルシーを退団した理由)チームに残りたかったので、決断は難しかった。
ただ私は3年契約を求めていたが、チェルシーは2年を提示していた。つまり、私は3年、相手は2年と言っていた。
シーズンの終わりに私はアーセナルに参加することを決めた。それ以前にエドゥ(ディレクター)やミケル(アルテタ)とも会話していたからだ。
彼らは良いプロジェクトを見せてくれたし、彼らが考えているたくさんのいいものを説明してくれた。だからだね。
私は『3年契約が欲しい』と話した。アーセナルはそれを与えてくれた。イングランドに残りたかったんだ。ロンドンに残りたかった。家族もそこで満足していたからね。
だから、おそらくアーセナルに行くことがいいチャンスだと思った。そして自分がやっていることを続けられる機会だと」
【写真】アーセナル移籍のウィリアン、「3年でCL優勝する」計画を公言!実現するか
加入したときには「3年でチャンピオンズリーグを制覇する」というプロジェクトについて話していたウィリアン。むしろ3ヶ月でマイナスの方向へすべてが変わってしまったようだ。