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横浜DeNAがタイラー・オースティン外野手(30)と新たに3年契約を結んだことが21日、球団関係者の話で分かった。年俸は総額8億5千万円で、球団が4年目に契約延長できるオプション付き。2年間で48本塁打をマークした強打者の残留が決まり、来季の巻き返しに弾みがつきそうだ。
米国出身のオースティンは来日1年目の2020年から持ち前の長打力をいかんなく発揮した。打率2割8分6厘、20本塁打、56打点の好成績を残すと、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が遅れた今季も調整不足を感じさせなかった。
規定打席には到達しなかったものの、107試合の出場で打率3割3厘、28本塁打、74打点。米国代表として全6試合に出場した今夏の東京五輪では、打率4割1分1厘、2本塁打、7打点の活躍で銀メダル獲得に貢献し、ベストDHにも選ばれた。
球団は突出した打撃に加え、走攻守に全力でプレーする姿や三嶋や細川に惜しみなくアドバイスを与えるリーダーシップも高く評価しており、来季以降もグラウンド内外での活躍が期待される。(金額は推定)