宮崎県内市町村職員、非正規32% 事務量増、依存高まる

 宮崎県内26市町村が雇用する非正規公務員が2020年4月時点で4911人に上り、全職員(一部再任用を除く)の32.1%となったことが21日、県への取材で分かった。行財政改革に伴う正規職員の採用抑制が主な要因で、綾など5町の非正規率は4割を超え、半数に迫る。21年度も新型コロナウイルス対策などの事務量が増大する中で、非正規への依存度がさらに高まっている。

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