記者に学ぶ「伝える極意」 久慈高で講座

気になる記事について互いに取材する久慈高の2年生

 久慈高(中野達博校長、生徒446人)の2年生161人は21日、久慈市畑田の同校で岩手日報社の出前講座を受けた。紙面から題材を探し、論理的な文章表現や発表の仕方など「相手に伝える極意」を学んだ。

 同社報道部の鹿糠(かぬか)敏和専任部長が講師を務め、取材で話を引き出すこつや文章の構成を説明。生徒は同日付の紙面で気になった記事を選び、2人一組で記事の内容や選んだ理由を取材し合った。

 取材後はメモを基に説明文を執筆。主題を決めて書くことや、事前に構想を練る重要性を意識して取り組んだ。最後はまとめた内容を口頭で伝えることにも挑戦した。

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