【広島雑学】横川にはへぇ~がいっぱい 地名の由来は川の流れ方 川岸に残る水上交通の跡(広島市西区)

今回は『5up!』視聴者の方から頂いた横川にまつわる「へぇ~」な情報をご紹介します。
案内してくださったのは、横川商店街連合会会長 星野哲郎さんです。

「横川」の地名の由来、みなさんご存じでしょうか。
三角州の町の広島は、たくさんの川が流れています。
そのほとんどが南北に流れていますが、本川から天満川に分岐する部分が唯一、東西の横方向に流れています。
そのそばにあったことから「横川」という地名になりました。

横に流れる川は珍しく、横川の町は昔から、水上と陸上の交通の要衝として商工業が発達してきました。
古くから水上交通が盛んな広島の中でも、横川にあった「楠木の大雁木(おおがんぎ)」は、広島最大の船着き場として物流の拠点の役割を担ってきたといいます。
その大雁木の一部は、今も残っています。

横川はたくましいパワーで発展を遂げていきました。
横川本通りは、東京の銀座・原宿になぞらえ、「銀宿街(ぎんしゅくがい)」と呼ばれ栄えていました。

提供:広島市民局文化スポーツ部文化振興課

横川本通りを抜けると駅前広場に到着。
横川のシンボル、レトロバス後ろのベンチに、視聴者の方から寄せられた驚きのものがあるそうですよ。それが今日の問題です。

|問題:駅前広場のベンチに「縁起物」が隠されています。それはなんでしょう。ヒントは「対になっているもの」です。

こたえ:「鶴と亀の石板」

ここを作った職人さんが、横川の発展を願って設置したといわれていますが、詳細は不明。
鶴と亀の石板を見つけて触れると運気が上がるといわれているそうです。
ぜひ横川におでかけの際は、運気アップの石板を探してみてください。

横川では、25日(土)のお昼12時から「横川クリスマス」が開かれます。
ミニステージやミニシアターの他クリスマスマルシェなどお楽しみが一杯だそうです。おでかけしてみては。
横川商店街ホームページ

広島ホームテレビ『5up!』(2021年12月16日放送)
「広島へぇ~じゃん」

ひろしまリード編集部
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