県鰹部会がXマスケーキ子ども支援団体に贈呈

 日南市のカツオ漁師らでつくる県鰹部会(渡邊清吾会長)は21日、困窮家庭を支援しようと「みやざき子ども未来ネットワーク」に500世帯分のクリスマスケーキを贈った=写真。支援団体を通じ、24、25日に子どもたちへ届けられる。

 贈呈式は宮崎市で21日に開かれた。渡邊会長は同ネットワークの三輪邦彦理事長に目録を手渡し、「誰一人取り残さない未来が来るよう祈っている」と話した。

 カツオ一本釣り漁業が、持続可能な漁法として日本農業遺産に認定され、同部会も持続可能な開発目標(SDGs)を推進していることから、「自分たちが暮らす地域も持続可能に」と初めて企画。漁師たちから寄付を募った。

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