小曽根 真、新作よりチャップリンの名曲「スマイル」解禁

(c)Kazuyoshi Shimomura (AGENCE HIRATA)

小曽根真が、2022年1月19日にリリースとなる『OZONE 60』の特別編『OZONE 60 -STANDARDS-』から「スマイル」の先行配信がスタートした。

「スマイル」は、チャールズ・チャップリンの映画『モダン・タイムス』(1936年)にて発表されたナンバーで、作曲もチャップリン自身。これまでにマイケル・ジャクソンやエルヴィス・コステロはじめ、世界中のアーティストにカヴァーされてきた名曲である。

小曽根は、中学生の頃に映画『モダン・タイムス』を観てこの曲と出会ったそうで、「曲に感動していたら母親から『これは監督のチャップリンが書いた曲なんよ』と教えられてなぜかショックだったのも覚えている。」とアルバムのライナーノーツで述べている。

今回、国内屈指のクラシック・ホール「水戸芸術館 コンサートホールATM」の極上の響きの中で録音され、小曽根の繊細なピアノ・タッチが堪能できる、心温まるバラード・チューンに仕上がっている。

アルバムには他に、ジャズ・スタンダードに加えて、カーペンターズのヴァージョンが有名なヘンリー・マンシーニの「サムタイムズ」、バート・バカラックの「アルフィー」など、時代を越えて愛され続ける名曲を収録しているが、小曽根真曰く「ほとんど中学生までに出会った大切な曲」とのことで、音楽家としてのルーツを集めた楽曲集と言える。

■リリース情報

小曽根 真『OZONE 60 -STANDARDS-』

2022年1月19日(水)発売

SHM-CD仕様 UCCJ-2202 ¥3,300(税込)

Verve/ユニバーサルミュージック

視聴・予約などはこちら→MakotoOzone.lnk.to/OZONE60_STANDARDSPR

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