星野伊佐夫県議の離党届提出記者会見に対し、泉田裕彦衆院議員がコメントを発表

会見を開く泉田裕彦衆院議員(12月1日撮影)

泉田裕彦衆院議員は20日に自身のTwitterアカウント上にて、星野伊佐夫県議の離党届提出時の記者会見に対するコメントを発表した。

泉田衆院議員は、星野県議から「裏金を要求された」と主張しており、20日には星野県議が自民党新潟県連の小野峯生幹事長に離党届を提出している。

その後の会見で星野県議は「なんで作文をしてまで(裏金があったと)発表したのか。何が目的だったのか」と泉田衆院議員の一連の言動に疑問を呈すとともに、「(泉田衆院議員が公開した)音声データは数年前のもの。裏金の話ではなく、すべて領収書が必要な資金」と泉田衆院議員の発言を否定した。

泉田衆院議員は今回のコメントの中で、星野県議の会見での発言を「(これまでの会見から)話が二転三転している」と批判。そして、「『秘書に言ってもいけないお金で、選挙中にまくバカはいないお金』を出すように求める星野県議自身の音声が残っている。それに加えて、今回、私が発言していない内容を持ち出して、事実無根と言うのは、本当にあきれる」とつづけた。

また、「秘書に言ってもいけないお金、一人の腹で(支出を決めるお金)」とは、収支報告書に記載されないお金ということ。星野氏が求めたのは、寄附禁止期間において、そのようなお金の支出であり、報告書に載せないお金は『裏金』になる。裏金について否定したというのは意味不明」という。

加えて、「虚偽発言を繰り返して、私の社会的信用に傷をつけたことに対して謝罪がなかったことも極めて遺憾」と繰り返し述べた。

【関連リンク 泉田衆院議員のTwitterでの発言、コメントの全文が掲載】

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