声優・武内駿輔、福山雅治のものまねで「ものまねGP」で優勝!“師匠”神奈月に感謝

日本テレビ系で12月21日に放送された「ものまねグランプリ ザ・トーナメント」で、声優の武内駿輔が優勝。生放送終了直後に喜びを語った。

今年、No.1のものまね王者を決定する同番組。ネプチューンがMCを務め、過去にはコロッケ、神無月、ホリらが優勝している。今回、武内は番組初出演。23組が登場したトーナメントから、武内、友近、荒牧陽子、山寺宏一の4人が決勝に進出した。福山雅治のものまねを披露した武内が、視聴者投票によって1位を獲得。初優勝を飾った。

武内は「番組に参加するきっかけをサポートしてくださったのは神奈月さんで、僕にとっては大きい存在。なので、神奈月さんにいい恩返しができた結果になったんじゃないかなと。本当に、師匠に感謝です」と同番組にも出演し、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の企画でものまねを教えてもらった神奈月に感謝。重ねて「神無月さんにお伝えしたいのは、ただ似ているだけでなくて、その場にいる人を楽しませたり、テレビの向こう側にいる人たちを笑わせて楽しませてものまねなんだということを、勉強させていただいたので、技術的なことだけでなく、ものまね芸に対する、心意気を手ほどきしていただいたことを感謝しています」と述べた。

さらに、昔からものまね番組が好きで、顔が似ていたこともあり、福山の声まねをしていたことはあったそう。しかし、「いわゆる歌ネタというか、歌を似せるというのはやったことがなかったので。それを芸事として多くの人に見せるのは初めてだったので、神奈月さんには声だけじゃなく、表情の作り方や、一番は、メークの部分でサポートしていただきました。今回も最後の決勝戦の前に、裏で神無月さんがいらっしゃって、『ここ。もうちょっと口角上げちゃおっか!』って言ってくださって。最後に、口角を上げるラインを書いて、帰っていかれたり。裏ですごくサポートしていただきましたね」とコメントした。

予選では先輩・山寺宏一のものまねを披露。決勝で対決することとなったが「山寺さんのものまねをご本人に見せたのは今回が初めてですし、それで1回戦を通らなくても、情けない数字では終われないと思っていました。それがまさかの1位通過で、結果、大先輩にも顔向けできるパフォーマンスはできたと思います」と胸を張った。

今後、ものまねしてみたい人を問われと「今回のネタに集中することで精いっぱいだったので、次回誰に挑戦したいかは考えていなかった」とのことだが、「でも、福山さんのネタを以前別の番組で披露させていただいた時に、福山さんご本人から『似てる』というありがたいお言葉をいただいたり、山寺さんからも『役、とられちゃうんじゃないかな。僕もうかうかしてられない』とちゃかして言ってくださったり、背中を押してくださったので、この二つのものまねのは、精度をさらに上げていきたいなと思っています」と意気込んだ。

最後には、来年の抱負を「僕の目標というか指針は、声優という職業をいろいろな人に知ってもらって、その面白さや可能性をいろいろな場所で披露できる機会があれば挑戦し続けていたいです。なので、来年も声優という仕事を第一にしつつ、ほかのことも頑張っていきたいなと考えております」と語り、「新顔にもかかわらず投票してくださった方々、そしてものまねを見て楽しんでいただいた皆さまに、大きな感謝をあらためてお伝えさせていただきます。本当にありがとうございました! 皆さまもよいクリスマスを、そして年末年始をお過ごしください」と爽やかに締めくくった。

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