東広島市贈収賄事件「恩義を感じ断れなかった」

東広島市の贈収賄事件で市職員に賄賂を渡した土木会社の前社長は「恩義を感じ断れなかった」と述べました。

贈賄の罪に問われているのは土木会社「誠華」の前社長岩岡芳晃被告(45)です。

起訴状などによりますと岩岡被告は2019年度と昨年度の市の道路維持業務で「誠華」が

下請けとして受注できるよう東広島市の元職員平岡尚之被告(47)に働きかけてもらい謝礼として現金を渡した罪に問われています。

22日の裁判で岩岡被告(45)は「恩義を感じている平岡被告から小遣いが欲しいと言われ断れなかった」と述べました。

検察側は岩岡被告に懲役1年を求刑しました。

岩岡被告への判決は来月26日に言い渡される予定です。

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